ジュラシックパークシリーズの2作目である『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
公開が控えている『ジュラシックワールド2』を除くと4作が公開されている本シリーズですが、その中でもダントツで評価が低いのがこの作品です。
人気シリーズの2作目と言えば、失敗に終わってしまうことも多いですが、なぜ本作の評価は低かったのでしょうか?
本記事では、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』が駄作とされる理由について考察したいと思います。
駄作映画を見てしまったときの後悔の度合いって半端ないよね
時間を無駄にした気持ちが
今更ジュラシックパークを見始めたんだけどね
ジュラシックパーク→(・∀・)イイネ!!ロストワールド→<丶´Д`>
記憶を消してくれ……..— Koya2 (@asatomayu582) January 29, 2017
ロストワールドが駄作と言われる理由
矛盾点の多い展開
ロストワールドの物語の展開には、いくつかの矛盾点が存在しています。
特に顕著な例がティラノサウルスを本土に輸送しようとした貨物船の全滅事件でしょう。
>>ジュラシックパークロストワールド貨物船の船員はなぜ全滅した?矛盾点について考察
一般的にはティラノサウルスが貨物船の船員を食い殺したとされています。
しかし、ティラノサウルスが麻酔から覚めるシーンがなかったり、船が本土に到着した際にはティラノサウルスが檻から出現したりなど、矛盾が多い事件になっています。
作中で詳しく語られない点も、視聴者の消化不良を促進しているでしょう。
詳細は上記の個別記事で解説しているので、そちらをご覧ください。
回収されない伏線
また、随所に登場するキャラクター達が使い捨てになってしまっていることも大きな原因です。
その最たる例が、憎まれキャラクターのニック。
彼は本作の脚本の一番の批判の対象となっていると言っても過言ではありません。
>>ジュラシックパークロストワールドのニックのその後は?エディ死亡の原因?
俗に言う「悪役」ポジションに位置するニックですが、散々主人公サイドに不利益をもたらした挙げ句、その報いを受けることはありません。
それどころか、その後も語られず物語自体からフェードアウトしてしまっています。
こちらも、詳細は個別記事で解説しているので、気になる方はご覧ください。
失敗したキャラクター造形
本作において、ニックと並んで視聴者のヘイトを集めるのがヒロインであるサラ。
本作屈指のトラブルメーカーであり、悪意がない分、個人的には「悪役」であるニックよりも質が悪いと思っています。
>>ジュラシックパークロストワールドのサラがバカでムカつく?うざい原因についても
彼女の余計な行為によって様々な調査隊の人々が犠牲になってしまうにも関わらず、悪びれる様子はありません。
物語の中心に位置するヒロインが、視聴者のフラストレーションを溜める代表的存在になっているという点で、キャラクター造形は大失敗でしょう。
サラについても、個別記事で詳しく解説しています。
良いキャラクターに限って退場
そんな批判の多いロストワールドですが、愛されているキャラクターも存在します。
それが、調査隊の機械担当であるニック。
人情溢れる彼の行動は、他の登場人物にクズが多い本作の中でも輝いています。
しかし、同行する調査隊のメンバーに恵まれなかったばかりに、彼は非業の死を遂げます。
さらには彼の死を悼んでくれるのは主人公のイアンのみという報われなさ。
愛されるキャラクターに限って退場させてしまう本作の脚本センスの無さに批判が集まっています。
まとめ
以上、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』が駄作とされる理由についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
>>ジュラシックパークロストワールドで食べられる犬がかわいそう?犬種の名前は?
コメントを残す