映画ってエンドロール後に追加シーンがあったりするから最後まで席を立てないですよね。
『ファインディング・ドリー』にも、エンドロール後のおまけシーンは存在します。
しかし、そのシーンは前作を見ていないと少しわかりにくい部分があります。
今回は『ファインディング・ドリー』のエンドロール後のシーンについて解説したいと思います。
エンドロール後のシーン解説
エンドロール後にはビニール袋に入って漂流する7人の魚が登場します。
彼らは、前作『ファインディング・ニモ』に登場した魚たちです。
ニモが捕まったフィリップ・シャーマンの歯科診療所で飼われていたのが彼らタンクギャング。
本人たちも脱走を望んでおり、ニモの脱出にも力を貸してくれます。
タンクギャングは彼らの総称であり、それぞれ名前があります。
写真左からフロート・ジャック・デブ・ピーチ・ガーグル・バブルス・ギル。
彼らは前作のラストでニモと一緒に脱出するも、本作では登場せずに行方不明となっていました。
しかし、エンドロール後のシーンで登場、ビニール袋に入ったまま1年間漂流していたことが明らかになります。
(1年も生きていけるんでしょうか…)
結局、海洋研究所の前でプカプカ浮かんでいたため、人間に回収されてしまうというシーンで映画は締められます。
個人的には、ものすごくモヤモヤするシーンですね。
急に登場させたと思ったら、バッドエンドのような描写を見せられ、消化不良でした。
ギルのその後は?
タンクギャングのその後は映画内でも描かれていません。
インタビューなどでも明かされていないので、正確なところは不明です。
個人的は、そのまま水族館で暮らしていくのではないか、と考えています。
彼らが脱走を企てていたのは、魚を乱暴に扱って死なせてしまうフィリップの娘であるダーラを恐れていたことも理由にあります。
ギルを除く6匹はペットショップ出身であることもあり、水族館での生活を満喫する可能性もありますね(笑)
少なくとも、ビニール袋に入ったまま漂流するよりは快適な気がします。
リーダーのギルはもともと海の出身なので、再び脱走を企てるのでしょうか?
続編への布石?
本来は、『ファインディング・ドリー』にはタンクギャングの活躍シーンがあったことが明かされています。
しかし、ドリーの成長物語からは話がそれてしまうため、あえなくカットされたとのこと。
製作者も少しの後悔があったと発言しています。
それゆえに、エンドロール後のシーンが製作されたのかもしれませんね。
エンドロール後のシーンも好意的に解釈すれば、続編への布石だと考えられます。
『ファインディング・ニモ』が2003年に公開され、2016年『ファインディング・ドリー』まで13年ほどの期間がありました。
続編の情報は全くありませんが、本作の続編として、タンクギャングの映画が作られる可能性はないとは言い切れないのではないでしょうか?
まとめ
- エンドロール後に登場するのはタンクギャング
- タンクギャングは前作でニモを助けてくれた
- タンクギャングのその後は続編で描かれるかも
以上、『ファインディング・ドリー』のエンドロール後のシーンについてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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