『ファインディング・ドリー』に登場するアシカのジェラルド。
同じアシカのフルーク・ラダーと一緒に登場します。
フルークとラダーはドリーたちに親切にしてくれますが、同じアシカのジェラルドには酷い仕打ちをします。
ギャグシーンとして描かれていますが、いじめにも等しい行為に、見ていて気分が悪いとの意見も多いようです。
今回は『ファインディング・ドリー』に登場するアシカのジェラルドはいじめられているのかという点について調査していきます。
ジェラルドはいじめられている?
ジェラルドが登場するシーンは、ニモとマーリンが研究所に連れ去られたドリーについて尋ねるシーン。
アビのベッキーがニモたちを運ぶためのバケツを持ってきてくれます。
しかし、このシーンもフルーク達にからかわれながらで、パシリにされているようにも見えます。
フルークとラダーが乗っている岩場にジェラルドも乗るのですが、二人に「降りろ」と罵られ強制的に海に落とされます。
このシーンが、ジェラルドに対するいじめのように見えてしまい、不快に感じる人が多かったようです。
ジェラルドは障害がある?
ジェラルドのビジュアルは同じアシカのフルーク・ラダーと比べて異質です。
かなりの太眉毛に大きく離れた左右の目など、明らかに普通のアシカとは違う存在としてデザインされています。
さらに、彼はフルーク達にからかわれたり、のけものにされることを気にしている様子もありません。
このことから、ジェラルドに障害があるのではないか?と連想する方は多いようです。
同時に登場する「何も考えていない」と称される異質なアビ、ベッキーと同じような目をしていることも一因です。
結局彼に障がいがあるかどうかは明確に語られないため不明です。
見た人の感想
やはり、ジェラルドのシーンをいじめと捉える人は多いようですね。
劇中ではギャグシーンとして描かれていましたが、素直には笑えず違和感を感じるシーンでした。
ネットでの感想でも、「ギャグシーンとは捉えられない」「見ていて不愉快」といった否定的な意見が多いようです。
https://twitter.com/dj_ysk_/status/823477437782577152
障がい者を馬鹿にしている?
ここまで違和感を感じるのは、このギャグシーンが本作のテーマと乖離しているからです。
本作は前作の『ファインディング・ニモ』に引き続き、障がいを持つキャラクターたちの活躍を描いています。
本編は障がい者の可能性を肯定する内容であるのに、ジェラルドの登場シーンは障がい者へのイジメを連想させるものです。
このテーマとのズレが、視聴者に不快感や違和感を発生させる原因になっていると考えられます。
テーマに沿って障がい者を馬鹿にするシーンを入れるとして、なぜそれをコメディシーンとして作ったのかは全くの疑問です。
これだと障がい者を馬鹿にしていると思われても仕方がないでしょう。
まとめ
- ジェラルドはいじめらているように見える
- 不快に感じる人は多い
- 作品のテーマとは真逆の演出のため
以上、『ファインディング・ドリー』に登場するアシカのジェラルドについてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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