ジュラシックパークロストワールドのニックのその後は?エディ死亡の原因?

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に登場する人物、ニック・ヴァン・オーエン。

作中での彼の身勝手な行動にイライラした人も多いのではないでしょうか?

さらに、あれだけ好き放題したにも関わらず、ニックの末路については書かれず終い。

 

今回は、ニックのその後についての調査結果をシェアしたいと思います。


ニックの劇中での活躍

ニックは野生動物専門のドキュメンタリーカメラマンとして、イアン達の恐竜調査隊に同行します。

女漁りが目当てとイアンに軽口を叩くなど、軽薄な印象を残しますが、その実は過激な環境テロリストです。

彼は、恐竜調査隊のハンター達の恐竜捕獲を嫌悪しており、それを邪魔する行動を取ります。

大型の草食恐竜を逃したことで、ハンターの装備が壊れてしまったり、傷ついた子供のティラノサウルスをトレーラーに連れ帰ったため、襲われる結果になったりと、大きなトラブルメーカーです。

 

しかし、彼は先述の通り環境保護を第一に考えるテロリストであり、ハモンドに雇われて調査隊に同行しています。

恐竜調査隊の邪魔をしたり、ティラノサウルスの治療などの行為は彼の信念に従ったものでもあります。

この点だけで言えば、主人公サイドの癖に邪魔ばかりするサラよりは、マシなキャラクターに思えてしまいます(笑)

エディ死亡の原因

ロストワールドの隠れた人気キャラである、エディ・カー。

野外装備の専門家であり、機械のエキスパートとして恐竜調査隊に同行します。

中年オヤジですが、ステゴサウルスの親を撃つのをためらう優しさ、命がけでイアンたちを守ろうとする男気などが人気の一因となっています。

 

そんな彼は、子供のティラノサウルスを求めた親が襲来した際に壮絶な最期を遂げます。

崖から落ちそうになったイアンたちのトレーラーを助けようと、車に乗り込み牽引を行う中で、2頭の親ティラノサウルスに襲われます。

自身が命に危機に瀕しながらも、アクセルを踏み続けますが、最後には車から引きずり出され、捕食され、死亡しました。

 

この彼の死因を作ったのが、子供のティラノサウルスを持ち帰ったニック(とサラ)であり、批判の対象となっています。

ムカつくキャラの末路

ロストワールドが駄作として言われているのは、ニックのようなムカつくキャラの始末が行われていないことにも原因があるでしょう。

1作目に登場したデブこと、デニス・ネドリーのようにムカつくキャラクターにはふさわしい末路が用意されて然るべきでしょう。

視聴者のフラストレーションを溜めたあと、痛い目に合わせることでスッキリするカタルシス効果を演出するわけです。

 

結局のところ、彼はジュラシックパークを代表する登場人物として、ファンから愛されています。

彼はムカつくキャラクターとしての造形の成功例と言えるでしょう。

 

ニックが嫌われている原因の1つには、彼がその報いを受けなかったことにあるのでしょう。

ニックのその後

残念ながら、ニックのその後については書かれていません。

完全に脚本にも忘れ去られたキャラとなっています(笑)

 

しかし、実はロストワールドの脚本は製作の過程で大きく変更されたとされています。

当初の予定では、ニックはプテラノドンとの戦いを繰り広げ、死亡する形となっていました。

そのプロットが丸々削除され、終盤が街で暴れるティラノサウルスのシーンに変更されたため、彼は物語中盤で不自然な退場を遂げるに至った、という訳です。

まとめ

  • ニックのその後は描かれていない
  • 当初はプテラノドンに襲われ、死亡する予定だった
  • 映画の展開が変わってニックの死亡シーンがカットされた

以上、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のニックについてのまとめでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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