※この記事はネタバレを含みます
MARVEL映画の新作である『デッドプール2』、公開初日から大きな反響を得ています。
本シリーズのウリである過激なギャグやパロディは今作でも健在です。
そんなパロディの中で、特に話題となっているのがウルヴァリンの登場するシーン。
X-MENのとある作品を見た人はニヤリとするシーンですが、意味がわからないという方もチラホラいるようです。
本記事では、デッドプール2のウルヴァリン登場シーンの意味について深堀したいと思います。
ウルヴァリンが登場?
なんとデッドプール2にはウルヴァリンが登場します。
以前、ローガン役のヒュー・ジャックマンとデッドプールの2ショットが公開され話題となっていましたが、これの前準備だったわけですね!
しかし、本編ではなくエンドロール後のおまけシーンでの出演です。
次項ではウルヴァリンの登場について、さらに詳しく解説していきます。
エンドロール後の意味
エンドロール後では、デッドプールがタイムトラベル装置を使って過去改変を行うという演出がなされています。
このタイムトラベル装置はケーブルが今の時代に来る際に使用したもの。
劇中で使用限度を越えてしまいましたが、ネガソニックとユキオの手によって修復されました。
この過去改変は、エンドロール後のおまけ的要素であり物語の本筋に関わるものではありません。
実はこのシーンは盛大なメタパロディであり、デッドプール役のライアン・レイノルズの黒歴史を改変するという意味を持っています。
「デッドプール2」は、「ライアン・レイノルズ」ってタイトルにした方が良い映画ではないでしょうか(^。^)
つまんないんじゃなくて、徹底して役者本人のことをギャグにしていて、二度とやれない"一発芸"をやってるなぁ…って。
この映画で過去にケリを着けましたねー(^^;;
— 竹崎忠/Tadashi Takezaki (@takezakit) June 2, 2018
パロディ元ネタは?
ラストシーンにおけるパロディの元ネタは主演であるライアン・レイノルズの過去出演映画です。
それぞれの作品の詳細について、順に紹介していきたいと思います。
X-MEN:ZERO
ウルヴァリンが登場するのがこのシーン。
本シリーズが制作される以前にも、デッドプールはX-MENに登場したことがあります。
この際のキャストもライアン・レイノルズが務めました。
しかし、本来とは大幅にかけ離れたキャラクターには批判が集まり、ファンや本人からも黒歴史として扱われていました。
特に不評だった全身が白くなり、口が縫い合わされたウェポンXI。
エンドロール後にウルヴァリンが対峙していたアイツです。
このキャラクターを本作の過去改変によってデッドプール本人で殺害し、その黒歴史にケリをつけたとして絶賛されています。
これよりにもよってウェポンⅺ持ってきたの本当に天才だと思うの
— ナベ (@nabe_may_cry) June 2, 2018
グリーンランタン
グリーンランタンはMARVELではなく、DCユニバースのヒーローです。
過去に映画化もされており、この時の主演がライアン・レイノルズ。
人気キャラクターゆえに期待がかかりましたが、映画は満場一致で駄作の出来。
過去改変では、グリーンランタンの主演が決まり歓喜するレイノルズをデッドプールが殺害していました。
こちらも、自身の黒歴史にケリをつけた形になりますね。
しかし、今回の映画によって『グリーンランタン』にも興味を持つ人も多いようで、結構宣伝効果があるようです(笑)
デップーさんが一番グリーンランタンの宣伝してるよね正直
— たこ (@takonet) May 31, 2018
まとめ
-
- ウルヴァリンはおまけシーンに登場する
- おまけシーンの意味は黒歴史の改変
- パロディ元は主演のレイノルズの過去出演映画
以上、デッドプール2のウルヴァリン登場シーンについてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
前作が気になった方はこちらから視聴してみてください! |
>>デッドプール2の悪役(ヴィラン)はジャガーノート?相棒のブラックトムは?
>>デッドプール2のケーブルは敵?能力や原作でのデッドプールとの関係は?
>>デッドプール2のピーターは一般人のおっさん?スパイダーマンとの関係は?
コメントを残す