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火垂るの墓は矛盾点がありすぎる?当時の7000円は大金だったか時代考証

2018/05/07
 
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「火垂るの墓」と言えば、終戦時の壮絶な日本の状況を幼子の視点で描いた作品で、何度も再放送されるほど、日本では広く知られた作品です。

しかし、火垂るの墓には当時の時代背景を考えると、様々な矛盾があることが指摘されています。

 

今回は、火垂るの墓の矛盾点についてまとめてみましたので、ご覧ください。

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火垂るの墓の矛盾点

清太が大金を持ちながら使わない?

母親がもしものためにと貯金したお金を、清太がおろすシーンが劇中に存在します。

その額面は7000円、今の時代から考えると兄弟2人で暮らしていくには心もとない金額です。

しかし、当時の時代背景を考えると、7000円は1000万円の価値があると考えてもおかしくないのです。

流石に小学生の清太が詳細なお金の相場を知らないにしても、その価値はわかっているハズです。

それにも関わらず、清太が積極的にお金を使うようなシーンは劇中で登場しません。

1000万円もあれば、劇中のような悲劇は起きなかったように思えます。

父親は戦死していない?

劇中では、父親の安否について、正式な描写はありません。

得られる情報から判断すると、大佐である父親は高雄級重巡洋艦の摩耶の艦長を務めたとされています。

史実通りだと摩耶がアメリカの潜水艦によって撃沈された際に艦長は戦死おり、つまり父親は戦死したという事になります。

当時は兵隊が戦死した場合(ましてや大佐クラス)、遺族に対して補償や保護が与えられていました。

しかし、劇中ではその様な描写が一切無く、父親が戦死したという事に矛盾が出てきます。

父親は戦死していない、もしくは大佐という階級が嘘なのか?といった疑問がでてくる点になっています。

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警察にお世話になるシーン、両親の話がでない

清太が畑に盗みに入り、警察のお世話になるシーンがあります。

駐在によって庇われるシーンはありますが、両親についての言及が全くありませんでした。

ましてや、清太の父は海軍のお偉いさんであり、それが発覚すれば清太は保護の対象となる可能性は大きいです。

警察からしてみれば、盗みに入った子供に親などいないと思ったのかはわかりませんが、疑問を感じるシーンです。

 

宮崎駿は矛盾点に気づいている

『火垂るの墓』を製作したスタジオジブリ所属の創立者である、宮崎駿は「原作の時点で当時の時代背景と異なる描写がある」と答えており、その矛盾点を黙認していることがうかがえます。

あくまでフィクションとして、作られた映画であり、細かな矛盾点が出てしまうのは仕方がない、ということなのでしょうか?

まとめ

  • 清太は大金を持ったにも関わらず、使わなかった
  • 軍の重要人物である父親が戦死したのに保護がない
  • 矛盾点があることは宮崎駿も把握している

以上、火垂るの墓の矛盾点まとめでした。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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Comment

  1. 匿名 より:

    観艦式の回想シーンで清太の父親の軍服の袖章は大尉の物なので大佐で摩耶艦長というのはあり得ないと思いますよ。
    また、叔母の家に転がり込んでから、清太に叔母さんが父に手紙を出したかと聞くシーンで、清太は呉鎮守府付で出したが返事が来ないと答えています。
    摩耶は横須賀が母港なので、清太の父親は作中時期には呉母港の軍艦に移動となってる可能性が高いです。
    海軍将校には定期異動があるので1935年の観艦式から劇中の1945年まで摩耶に乗り続けているというのはあり得ないんではないでしょうか?

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