たつき監督の新作アニメ『ケムリクサ』
自主制作版が既に公開されていますが、アニメ版とはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は『ケムリクサ』の自主制作版とアニメ版の違いについてまとめてみました。
※本記事は自主制作版を元に書かれたものです。アニメ版で追加の情報が明かされ次第、追記予定です
『ケムリクサ』アニメ版と自主制作版の違い
キャラクターデザイン
一番の違いと言えるのは、キャラクターデザインの変更でしょう。
- 凛:マフラーという特徴を残しつつ、黒を基調とした服装に変更
- 鳴:メイド服っぽい服装であまり変化はない
- 律:アオザイのようなゆったりとしたローブから着物のような服装に変更
- わかば:髪型や服のデザインが若干変更
姉妹の基本カラーは黒+白+ワインレッドに統一されています。
この色はコチニール色素(虫から取れる色素)であるとする説もありますね。
ちなみに、凛のデザインはスカートがついたりと大きく変更されていますが、これには理由があります。
凛は姉妹が死亡した後、彼女たちの服装の一部を身に着けている のです。
たつき監督のTwitterで公開されている0.5~0.7話の動画で、仲間が減るに伴って徐々に服装が変化する様子がうかがえます。
りんちゃんのマフラーとかスカートとか手袋とかの違いを確認する用のやつ #ケムリクサ pic.twitter.com/uv57j82JUn
— つゆだく (@daku2u) 2018年12月25日
虫の呼称
自主制作版では虫と呼ばれていた存在は「赤虫」と呼称変更されています。
アニメ版では色が重要な要素である可能性が高いため、赤=危険という意味を含んでいる可能性がありますね。
ケムリクサのビジュアル
作中に登場するケムリクサ。
自主制作版ではモデルとなったタバコと同じ円筒状でしたが、アニメ版では葉の形状になっています。
地上波放送における喫煙描写による批判などを避けるためでしょうか?
世界観
自主制作版において、世界は壁と呼ばれるもので仕切られていましたが、アニメ版ではそれぞれが離島として描写されています。
それに伴い、「壁越え」という遠征も、島渡りに変更されていました。
また、姉妹の拠点についてもコロニーのような場所から、電車の車両で移動する形式に変更されました。
この車両にはケムリクサを生成する樹(みどりちゃん)が載せられています。
作中で島渡りを繰り返すのであれば、樹が拠点から移動出来ないことがネックだったのでしょうか。
キービジュアルに隠された謎
こちらが公式サイトのキービジュアル、実はこの画像には謎が隠されています。
メインの3人が生身で描かれているのに対し、おそらく物語の開始時点では死亡してしまっている綠・稜・陸の3名は幽体っぽく描かれています。
しかし、よくよく見てみると2名の生身のキャラクターが隠れていることがわかります。
既に名前が判明しているキャラから考えると、「わかば」と「ななし」の2名なのかもしれません。
しかし、あまりに隠れすぎていてシルエットすらわからないので、現時点ではなんとも言えませんね…
まとめ
- 設定や世界観に違いは無いがキャラクターデザインが変わった
- アニメ版も自主制作版と同じ時系列で始まりそう
- キービジュアルには2人のキャラクターが隠れている
以上、『ケムリクサ』の自主制作版とアニメ版の違いについてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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