たつき監督のオリジナルアニメ『ケムリクサ』。
その独特な世界観や各所に散りばめられた伏線が面白い作品です。
今回は作品のタイトルにもなっているケムリクサのモデルや作中における役割についてまとめてみました。
目次
ケムリクサの作中での色別効果や意味
ケムリクサは色によって異なる役割を持っています。
緑のケムリクサ
もっとも出番が多いのが、緑ちゃんから採れるケムリクサ。
緑は「赤虫」に対しての唯一の対抗手段としての役割を持っています。
姉妹が戦闘時に摂取して戦闘力をアップする他に、人間の傷を治す力があります。
また、赤虫に投擲武器として使用した際にはダメージを与える一方で
壊れた柱に対して使用した際には復元するなど、「癒やし」の効果を持っていることがわかります。
藍色のケムリクサ
藍色のケムリクサは水のある場所を指し示す役割を持っています。
姉妹が島渡りのルートを考えるのに活躍していました。
だいだい色のケムリクサ
だいだい色のケムリクサは物事の記録に使われます。
最初の人が自分の記憶を書き留めるのに使用した他、綠が調査結果のメモとして使っていました。
水色のケムリクサ
水色のケムリクサは防壁として使用することができます。
本編では、わかばが赤虫の攻撃を防ぐために使用していました。
ケムリクサのモデルはタバコ?
ケムリクサの形状
作中に登場するケムリクサは細長い筒状の形状をしており、まさに紙タバコといった見た目。
TVアニメ版では樹の葉の形状になりました。
葉の形状でも口に咥えて使用する形式となっています。
ケムリクサの名前の由来
ケムリクサの名前の由来は、モデルと考えられるタバコの漢字表記です。
煙草→ケムリクサと漢字表記にした上で別の読み方をしています。
樹の葉を元に作られている点もタバコと共通していますね。
これについては、自主制作版のコメントでも大量に指摘している方がいました。
謎に包まれたことが多い本作でも、この名前の由来についてはわかりやすい部類に入るのではないでしょうか。
タバコとしてのケムリクサ
アニメ版
11話では、ケムリクサがタバコとして使われていました。
緑のケムリクサを使って全身の調律をしているとのこと。
リリの反応を見る限り、タバコと同様に臭いらしいです。
わかばは「タバコはよくわからない」と答えているので、地球人ではないのかもしれません。
自主制作版
自主制作版で個人的に気になったのが、わかばがケムリクサを吸った時のみ、煙を吐き出す描写があった こと。
凛達(不完全な人間?)とわかば(完全な人間?)で使用時の効果が違うということでしょうか。
ちなみに、わかばがケムリクサを口に含んだ際には「水っぽいタバコ」と発言しており、
ケムリクサとは別にタバコという概念が作中の世界観には存在している ことがうかがえます。
まとめ
- ケムリクサは虫に対抗する唯一の武器
- ケムリクサのモデルはタバコ
- ケムリクサの名前の由来はタバコの漢字表記(煙草)
以上、ケムリクサのモデルや作中における役割についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
↓その他の考察記事や各話の感想はコチラ↓
ケムリクサの全話ネタバレあらすじ | 設定・世界観・登場人物の考察記事まとめ
コメントを残す