動物映画『ズートピア』に登場する、ミスタービッグ。
作中では裏社会のボスとして恐れられる彼ですが、実の娘のことを溺愛しています。
はじめはニックとジュディのことを氷漬けにしようとしていいましたが、娘の命の恩人であることが発覚したのちは態度を軟化。
捜査に協力してくれるようになります。
チョイ役にも関わらず、物語でも重要な役割を持っているミスタービッグの娘ですが、名前すら知らないという方も多いのではないでしょうか?
本記事では、ミスタービッグの娘について深掘りしたいと思います。
娘の名前は?
娘の名前はフルー・フルーといいます。
彼女の名前は英語で書くとfrou frou、ドレスなどにつけるフリフリ(フリル)を指す言葉です。
実際、彼女はフリフリのドレスを着て登場します。
裏社会のボスの娘で溺愛されており、いいとこのお嬢様であることを表すためにフリルはピッタリであり、直球のネーミングであると言えるでしょう。
物語での活躍
連続失踪事件の手がかりを調べている際に浮かび上がった球根泥棒のデューク。
彼との追跡劇で、ジュディはネズミの居住区であるリトルローデンシアへとたどり着きます。
追いかけっこの最中、デュークが蹴り飛ばしたのがドーナツのモニュメント。
簡単に蹴り飛ばせるものですが、ネズミのフルーフルーにとっては、超巨大のモニュメントです。
(実際、モニュメントには「THE BIG DONUT」と書かれています)
下敷きになりかけた彼女を助けたのは、主人公のジュディでした。
彼女は大層感謝して、ジュディがミスタービッグに捕らえられた時には口利きをしてくれました。
結果的にこれがジュディの命を救うことになり、お互いの命の恩人となったのです。
なぜ親より大きい?
彼女が大きいというよりも、ミスタービッグが小さく見えるよう、意図的に描写されているのだと思います。
登場シーンでは部下のシロクマの手の上にある椅子の上に座って登場しており、背丈も娘のフルーフルーよりも小さいです。
このような描写は、ミスター「ビッグ」という名前に対する一種のパロディだと見て取れます。
超大物である彼が、シロクマのような見た目までも巨大な人物かと思いきや、小さすぎるネズミであるというギャップが面白い訳です。
しかし、彼自身は恐ろしいマフィアのボスであり、実際にジュディたちを容赦なく氷漬けにするつもりでした。
ここで出てくるのが『ズートピア』のテーマ、「見かけで人を判断してはいけない」というメッセージです。
この表現のために、ミスタービッグは意図的に小さく描写されており、フルーフルーもその要素として採用されたと考えられます。
まとめ
- 娘の名前はフルーフルー
- フルーフルーが大きい訳ではない
- ミスタービッグがワザと小さく描写されている
以上、ミスタービッグの娘についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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