現代日本において、就職でも重要となってくる学歴。
「いい大学に行きなさい」と大学卒業の肩書を目指して、大学受験をするのが一般的です。
高校3年生にもなると、いよいよ大学受験を意識した勉強を始めます。
しかし、その際に問題となってくるのが高校の定期テスト。
志望校の受験勉強をしたいのに邪魔!と考える方もいるのではないでしょうか?
今回は、大学受験に高校の定期テストは無駄なのか?ということについて考察したいと思います。
無駄な定期テスト
例えば、私立の文系の大学を受験する場合。
受験科目にない理系科目の定期テストは不要に感じるでしょう。
補修といった自分に不利益が発生しない場合、受験科目ではない教科の勉強はしなくてもよいと思います。
あくまで、最終目的は志望大学への合格であり、定期テストで良い点を取ることではないからです。
しかし、学校や先生によって対応などは変わりますから、自分が身を置いている状況を分析して、適度に手を抜くことが重要です。
定期テストの成績が重要な場合
一方で、定期テストの成績が重要になる場合もあります。
基本的に以下の2通りの入試形式で大学受験をするときでしょう。
推薦入試
推薦入試では、普段の学校の成績が重要になってきます。
さらには、成績をつける人に嫌われては元も子もないですから、先生のご機嫌取りも必要になってくるでしょう。
そのため、定期テストや小テストといった普段の勉強を疎かにしないことが最適解になります。
AO入試
AO入試では、重要度はまちまちですが、高校の成績を参照されることがあります。
また、受験に際して学校からの推薦文が必要になる場合も出てきます。
可能な限り有利な状態で戦うためにも、定期テストでも良い点をとっておくことが推薦されます。
定期テストの活用法
そもそも定期テストとは、学校で特定期間に学習したことの復習です。
つまり、授業で習ったことを理解し、課題として出される問題集や小テストの対応を行っていれば、自然と点数が上がります。
時間を確保して定期テストの対策が必要になる時点で、出題範囲の分野が理解できているとは言い難いでしょう。
さらには、高校3年生の定期テストともなってくると、過去に勉強したことのある範囲から出題されることも少なくありません。
志望大学の合格に向けて、しっかりと勉強が出来ているならば、ある程度の点数は獲得できるハズなのです。
逆に言えば、勉強をせずに良い点数が取れなかったのであれば、出題範囲が苦手分野であるということが発見できます。
定期テストを無駄と一蹴するのではなく、自分の弱点を見つけるキッカケにするなど、上手く利用していくことをオススメします。
まとめ
- 受験科目でなければ無理して勉強する必要はない
- 推薦入試をするなら定期テスト対策はするべき
- 理想は勉強せずに定期テストで良い点数を取ること
以上、定期テストは大学受験に不要なのか、ということを考察してみました。
あくまで個人の経験をもとにした意見としてご参考ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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