Jリーグによるサガン鳥栖への移籍記事が削除され、話題となったフェルナンド・トーレス。
イニエスタから連続しての海外スター選手の移籍に期待の声があがっています。
そんなトーレスにも、サッカー選手にありがちな愛称があります。
カッコいいあだ名がつけられることが一般的ですが、彼には「師匠」という気になるあだ名が…
今回はトーレスのあだ名について深掘りしていきたいと思います。
トーレスのあだ名は?
トーレスのあだ名はエル・ニーニョ。
「神の子」という意味のスペイン語です。
日本ではエルニーニョ現象が馴染み深いですね。
地理の授業で耳にした方も多いのではないでしょうか?
サッカー界でも屈指のルックスに加えて、15歳でプロデビュー以来前線でスター選手として活躍する彼の才能は、「神の子」と言っても過言ではありません。
しかし、彼を語る上で欠かせないのが「師匠」というあだ名。
このあだ名はどういった意味を持つのでしょうか?
不名誉なあだ名「師匠」
師匠とは長期間に渡ってゴールを決められないFWに対する呼称です。
主にサッカーファンがネット上で使用する用語で、要するに不名誉なあだ名というわけですね。
○○師匠と頭に選手名を入れて使われるのが一般的です。
代表的な選手としては、鈴木隆行が元祖師匠として有名です。
鈴木隆行は46試合連続1790分間連続ノーゴールと言う驚異的な記録を持っており、全世界でもダントツの数値となっています。
もともとの由来は『やべっちFC』に出演した小野伸二が、鈴木隆行のことを師匠と呼んでいたことらしいです。
最近の選手では、ご存知トーレスが師匠として特に有名でしょう。
今では彼を指す言葉として、師匠が用いられてしまうほどです。
なぜ彼がここまで不名誉なあだ名をつけられることになったのか、次項で理由を調べていこうと思います。
師匠の由来はチェルシー時代
トーレスはチェルシーに移籍後、初ゴールを決めたのがなんと10試合目。
時間にすると、903分ノーゴールという記録を達成してしまいました。
この記録によって、彼が師匠という不名誉な呼称を得たのです。
プレミアリーグの記録更新となる契約金で鳴り物入りで入団してきたことも、彼の不調を目立たせる一因になりました。
結局チェルシーでは、110試合で20ゴールという喜ばしくない成績を残していました。
移籍前のリヴァプール時代は102試合で65ゴールであり、チェルシーでの不調が特に目立ちます。
しかし、トーレスの記録の約2倍のノーゴール記録を持つ鈴木隆行は驚異的ですね…
愛されキャラとして定着
蔑称として用いられる師匠ですが、ネット上では一周回ってトーレスの愛称として定着しています。
彼が活躍すると「師匠調子悪いな」と、からかい半分で褒める人も多いです。
トーレス「日本ではみんな僕のことを既に師匠(お手本のような存在)と呼んでくれているようで嬉しいよ」
まずい
— すたりっちゃん (@SHinlive281) May 30, 2018
彼をここまでネタキャラにたらしめたのが、2011年のチェルシー時代9月19日のマンチェスター・ユナイテッドとの試合。
味方からのスルーパスを受け取り、敵の守備を突破しフェイントでゴールキーパーまで回避。
あとは無人のゴールにシュートするだけの状況で、見事に外すというプレーを成し遂げました。
その際のうなだれた彼の姿はサッカーファンの目に焼き付けられました。
ゴール直前までのプレイは見事なものであるのに、なぜかゴールは外してしまう彼のプレーこそ、ネタキャラとしてファンに愛される理由なのです。
しかし、純粋に彼のプレーが好きなファンも存在しますので、時を場合を考えることが重要でしょう。
まとめ
- トーレスのあだ名はエル・ニーニョ
- 師匠とはシュートが決まらないFWの呼称
- 師匠の由来はチェルシー時代の不調
以上、トーレスのあだ名についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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