たつき監督による新作アニメ、『ケムリクサ』。
作中唯一の男キャラクターでもあり、姉妹とは異なる点を多数持つ異質な存在であるわかば。
今回は『ケムリクサ』わかばのキャラクター性について考察していきます。
目次
わかばのプロフィール
名前 | わかば |
声優 | 野島健児 |
口癖 | めっさ~ |
能力 | 姉妹の持つ全ての能力を併せ持つ(?) |
わかばの特徴
わかばは姉妹が拠点とする樹(みどりちゃん)の水槽の中から突如現れた人物です。
本人もなぜいきなり現れたのか把握していないらしく、当初はかなり混乱していました。
しかし、命の危機にあいながらも新しいモノに興味を惹かれて興奮するなど、わりかしマイペースなところもあります。
赤虫と同じで血が赤いことから、当初は凛から怪しまれていました。
しかし、虫に有害なケムリクサを服用しても問題がなかったことや、鳴を助けるために命をはったことなどから、彼女たちの信頼を得ることにいたります。
おそらくは、我々が知る一般的な「人間」であり、七分割された姉妹とは異なる存在であることが示唆されています。
現時点では何もわかりませんが、何かしら重要な役割を持っている人物であることが予想できますね。
わかばの能力
姉妹の集大成
わかばの能力は不明ですが、凛に蹴られただけで吐血しており、身体能力などに関しては一般人レベルであると言えます。
一方で、陸が持っていた圏外干渉の能力も持っており、律を驚かせていました。
勝手な推測ですが、分裂してそれぞれの能力に特化した姉妹には劣るものの、完全な人間であるため、全ての能力を持っていると考えられます。
このことからも彼が持つ役割は、七姉妹の能力の元ネタだと思われる八識の内の阿頼耶識だとするのが自然でしょう。
阿頼耶識とは宇宙の万有を保って失わず、万有が展開する際の基体、つまり全ての根源だと言えます。
綠と同じ能力
彼が発したセリフに「知らないことを知るのが楽しみ」というものがあります。
これは綠が発した好きなことに対するセリフと同じであり、彼が姉妹の能力を有していることを仄めかしていると考えられます。
(姉妹は自らの能力に通じたものにしか興味を持てず、事実として綠以外は「知ること」に興味を持っていません)
さらに、字を読めるのも彼と綠だけであり、漢字を読めるのはわかばのみとなっています。
陸と同じ能力
さらに、彼は既に力を失ったケムリクサを発光させる芸当を成し遂げています。
ケムリクサに力を宿すことができるのは他には陸だけであり、触覚を感じられるのもこの2人のみです。
わかばと樹(みどりちゃん)の関係
服の模様が一致
突如として現れたわかばですが、彼は樹から生まれたのではないかという説もあります。
その理由を裏付けるのが、彼の服についた模様。
彼の服の模様はみどりちゃんの根に浮かび上がる模様と同じものであり、何らかの関係を匂わせています。
わかばは樹の種?
また、阿頼耶識はまたの名を「種子識」といいます。
自主制作版のEDでは樹から落ちた種からわかばが生まれる描写 があり、この点も彼が阿頼耶識を司る可能性は高いです。
最初の人との関係
最初の人(リリ)とは一緒に暮らしていた過去があります。
しかし、過去の名前はワカバというカタカナ表記であり、別人であると思われます。
ワカバは暴走した赤いケムリクサからリリを守るために、身を挺して彼女を逃しました。
ワカバを救うことがリリの目的であり、姉妹が生まれた理由でもあります。
まとめ
- わかばは虫と同じで血が赤い
- おそらくは一般的な「人間」
- 全ての能力を持つ可能性あり
以上、『ケムリクサ』わかばのキャラクター性についての考察でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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