『ケムリクサ』の七姉妹。
そして彼女たちと行動をともにする人物、わかば。
劇中ではわかばが異質であるように描かれますが、明らかに七姉妹の方が人間ではないような描写があります。
今回は『ケムリクサ』七姉妹の設定について考察してみました。
※本記事は自主制作版を元に書かれたものです。アニメ版で追加の情報が明かされ次第、追記予定です
七姉妹は人間じゃない?
物語のメインキャラクターでもある七姉妹。
本編開始時には既に(りなちゃんずを除けば)三人まで減ってしまっています。
彼女たちは自らのことを「人間」と称するのですが、我々が知る「人間」とは違った特徴を多数持っています。
七姉妹の特徴
血が出ない
作中では血が赤い=赤虫という認識があり、赤い血を流したわかばが敵視されるシーンがありました。
しかし、我々の認識からすれば赤い血を流すのが、一般的な人間です。
そもそも、作中では彼女達が血を流す描写がありません 。
りなこが負傷・死亡した際にも全く血が流れず、紫色の欠片のようなエフェクトになって消滅しました。
これについては彼女は鳴を七分割したキャラなので、そもそも人間かどうかも怪しいですが。
彼女たちの死因は体内の葉が破壊されることであり、この要素も明らかに人間ではないことを示唆しています。
また、姉妹が死亡した後に水晶化するのではないかと考察されています。
その根拠となるのが、車両に積まれた葉の模様が入った水晶。
コレはりなこが死亡した際に背中に浮き上がった模様に酷似しています。
時間で成長しない
自主制作版の発言で、以前りなちゃんずが死亡した時から50年ほどの時間が流れていることがわかります。
また、彼女たちの元となった「さいしょのひと」が惑星に不時着したのは2000年前とされています。
彼女達は時間によって全く成長せず、寿命も存在しないのではないでしょうか。
一方で、主食である水以外を摂取している鳴は身体が大きくなっている描写があります。
趣味のアニメ0.7話です #ケムリクサ pic.twitter.com/LCpT6cBRUg
— たつき/irodori (@irodori7) 2018年11月30日
鉄パイプや鉄骨を食べる
食欲が旺盛な鳴は、よく何かを口にしている描写があります。
しかし、その食べているものというのが、鉄パイプや鉄骨。
普通の人間では少なくとも咀嚼すら不可能な物体です。
他の姉妹が食べる描写がないため、味覚に特化した彼女だけなのかもしれません。
驚異的な身体能力
虫との戦闘で彼女達が見せる身体能力は非常に高いです。
比較対象となるわかばよりも、明らかに数段上であることがわかります。
ケムリクサを服用していない時でも同様なので、生まれ持った身体能力であると考えられますね。
七姉妹の正体
個人的には姉妹達は植物ではないかと考えています。
死亡時には葉のようなエフェクトを出していますし、水のみで生命活動を行っていることからもその可能性は高いです。
さらに、彼女たちと敵対する赤虫は植物に寄生するウィルスがモデルとなっています。
現状の情報では、考察を確固たるものにするには情報が足りていませんが
少なくとも、彼女達はわかばのような完全な人間とは異なる存在であると思います。
そもそも彼女達は「さいしょのひと」が分裂して生まれたものであり、普通の人間とはいい難いです。
人間が持つ能力を七分割され、それぞれの能力に特化しているのですが、その能力に関しては明らかに人間の域を越えたものになっています。
あくまでフィクションですから、「この世界の人間はこういうものです」と言われてしまえば、こんな考察は無意味ですけどね。笑
まとめ
- 七姉妹は自分たちが人間だと思っている
- しかし、明らかに人間とは異質な存在である
- 分裂した不完全な人間と言える
以上、『ケムリクサ』七姉妹の設定についての考察でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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