バージル復活までの時系列を過去作別にまとめ!嫁(ネロの母親)は誰?

デビルメイクライ5でついに復活したバージル。

ファンからは賛否両論ですが、そもそも今回がDMCシリーズ初プレイの人もいるかと思います。

せっかくなので今回はバージルの歴代シリーズでの活躍を時系列順にまとめてみました。


バージルの軌跡(時系列順)

幼少期(DMC5)

幼少期のバージルは詩を好む純真な少年だったと語られています。

これが明かされるのはDMC5の「ある老人の手記」というレポートです。

老人のもとを訪ね、彼が持っている詩集に大層な興味を持っていた様子。

 

このころからダンテとは喧嘩ばかりだったらしく、

「双子の弟に盗られないように」と自分の詩集に名前を書いていたことが記されています。

この詩集はVが持っている本なのではないか、と考えられます。

ムンドゥスによる襲撃(DMC5)

そんなバージルの人生の大きな転機となったのが、ムンドゥスによるスパーダ邸襲撃事件です。

この話は過去作でも触れられてきましたが、映像での描写があったのはDMC5が初のハズ。

 

この時、既にスパーダは行方不明になっており、兄弟は為す術も無く母であるエヴァを失っています。

ダンテはクローゼットの中に匿われましたが、バージルは母と会うことができませんでした。

(エヴァはバージルを助けに行くと発言しており、その途中で亡くなったと考えられます)

 

この時のことはバージルの心に深い傷を残しており、DMC5では

「あの時の立場がもし逆だったら、違った人生になっていたかもしれない」

と呟くシーンがあります。

 

過去作では、彼は母を守れなかったことを悔やんで力を大きく求めるようになったとされていましたが

5の描写をみると、母に助けて貰えなかったことを気にしているとも見れますね。

情報屋に変装(DMC1外伝小説)

※3の前だが具体的な時系列は不明

 

ギルバという偽名を使って、当時”トニー・レッドグレイブ”と名乗っていたダンテに近づいています。

ダンテを追う過程で、ニコの祖母であり、エボニー&アイボリーの生みの親であるニール・ゴールドスタインを殺害

この頃は設定が固まっていなかったためか、今と比べてキャラクターは結構違います。

フォルトゥナを訪れる(DMC4SE)

※3の前だが具体的な時系列は不明

 

4SEのバージルストーリーでは、かつて彼がフォルトゥナを訪れた様子が描かれています。

フォルトゥナは昔スパーダが治めていた都市で、スパーダを神とする魔剣教団が存在。

バージルは父の遺志を確かめるために、この都市を訪れています。

 

その過程で、教皇であるサンクトゥスに対して、父を越える存在になるという野望を語っています。

ちなみにこの時に子を儲けており、これがネロだとされています。

ダンテとの再会(DMC3外伝漫画)

時系列はDMC3の1年前です。

テメンニグルを復活させるために、各地で悪魔の封印を解く真っ最中。

ひょんなことからダンテと再会します。

 

魔界の扉を開こうとするバージルを止めようとしたダンテと戦い、彼を打ち負かします。

ダンテのアミュレットを奪いますが、「いつでも奪える」と余裕を見せ、これを返却して去っていきました。

ダンテとの決闘(DMC3)

同じくスパーダの伝説を追う男アーカムと共に、魔界への門を開ける悪魔の塔テメンニグルを復活させます。

魔界の門を開くには兄弟が持つアミュレットが必要であり、そのためにダンテを誘い出しました。

途中、アーカムの裏切りにあい、ダンテと息の合ったコンビネーションでアーカムを討伐。

 

 

それでも兄弟は相容れず、ラストはダンテとの決闘に破れて、魔界へと落ちていくことを選びました。

シークレットエンディングでは、その後魔界でムンドゥスに出会い、戦いを挑む様子が描かれます。

しかし、ダンテとの戦いで疲弊していたバージルはムンドゥスに破れ、悪魔ネロ・アンジェロとして改造されてしまいます。

ネロ・アンジェロ(DMC1)

 

初代のDMCではネロ・アンジェロとして登場。

悪魔でありながらも正々堂々とした戦いを好む・ダンテと同じ剣技を使う、など他の悪魔とは明らかに異なった存在としてインパクトを残しました。

ダンテも「ガッツがある」「掃き溜めには勿体無い」と彼を評価するコメントを残しています。

 

ネロ・アンジェロは分類上「黒騎士」と呼ばれる鎧型悪魔。

居合を使った剣技を得意とするバージルとは異なり、腕力にものを言わせた大剣技を得意とします。

実際、ダンテよりも腕力は高く、ゲーム中でも正面から切り合うと弾かれてしまいます。

 

当初は謎の存在でありながらも、3回の戦闘を通じて徐々にその正体が明らかに。

撃破後にはバージルのアミュレットを残しており、ダンテはそこで全てを察しています。

魔王ユリゼンの誕生(DMC5)

ネロ・アンジェロとして死亡していたと思われていましたが、DMC5では生きていたことが発覚。

(正直なところ、後付を疑ってしまいます。笑)

 

しかし、既にボロボロになったバージルは力を失い、ただ消滅するのを待つのみでした。

そんな彼に残された望みはただ一つ「双子の弟に勝つこと」

その宿願を叶えるために、閻魔刀の力を持って、自分を悪魔と人間とに切り離すことを画策。

 

 

しかし、DMC4のストーリーで閻魔刀はネロの右腕(デビルブリンガー)に吸収されています。

そこで彼はネロを襲い、彼の右腕ごと閻魔刀を奪ったのです。

これがDMC5の本編開始前のストーリーであり、ネロが隻腕となってしまった理由です。

 

 

閻魔刀を手にしたバージルは、閻魔刀を自らの身体に突き刺して、滅びゆく肉体と人間の心捨てます。

バージルの人であった部分は分離され、純粋な悪魔である魔王ユリゼンとして生まれ変わりました

ユリゼンの討伐(DMC5)

純粋な悪魔として生まれ変わったバージルでしたが、それと同時にとある存在が生み出されます。

その存在とは、バージルの人間としての残り滓であるV

 

Vはダンテにユリゼンの討伐を依頼します。

強力なユリゼンの前に一度はダンテも破れてしまいますが

ネロの協力もあって見事ユリゼンの討伐に成功します

バージルの復活(DMC5)

倒したユリゼンにトドメを刺そうとするダンテですが、Vはそれを制止。

「自分の手で終わらせたい」と単身歩み寄ります。

ダンテも何かしら思うところがあったのか、彼にの自由にさせてあげることに。

 

しかし、彼はユリゼンとの合体を試みます。

「I need more power」のセリフとともに、二人はもとの姿へと戻り、バージルは復活しました。

 

Vの力ではユリゼンに打ち勝つことは不可能なため、ダンテとの戦闘で弱ったタイミングを狙っていたとも考えられますが

人名救助やユリゼンの撃破への本気っぷりは、はじめから合体が目的だったとすると不自然な行動です。

 

ネロに言われずとも、バージル(V)はクリフォトの被害を止めたいと考えており

Vになって目覚めた「人間を守る」とバージル本来の「ダンテに勝つ」

その両方の目的を達成出来る手段が合体だったのかもしれません。

 

結局はバージルの真意も語られないため、妄想に過ぎませんが…

 

 

 

ボロボロで分離したのに、なんで合体したら健康体に戻ってるの?って疑問に思いましたが

ユリゼンが人間の血(果実)を吸収して強力になっていたため、滅びゆくVの肉体と合体しても大丈夫だったのかもしれません。

親子喧嘩(DMC5)

復活したバージルは悲願であったダンテとの決闘を開始。

ダンテとの勝負は五分五分といった感じですが、二人の殺し合いを止めるためにネロが乱入

悪魔の力に目覚めたネロの右手は復活し、魔人化までをも習得していました。

 

「俺が勝ったら言うことを聞け」

というネロに対して

「こいつに勝ったらダンテにも勝ったことになるのか?」

というバージル。

(どんだけダンテに勝ちたいねん。笑)

 

結局、負けてしまったバージルはネロの言うことに従い、クリフォトの根源を絶ちに行きます。

しかし、魔界への扉は一方通行であり、戻れなくなることが発覚。

 

 

「一人では寂しいだろう」とダンテも立候補。

止めようとしたネロを息ピッタリの裏拳で吹っ飛ばし、二人で魔界へと旅立って行きました。

この際にバージルは自分の詩集をネロに預けています。

魔界で決闘(DMC5)

DMC5のシークレットエンディングでは、ダンテとバージルはいまだに魔界から戻らないことが明かされます。

ダンテと共に魔界に渡った後は、片手間で悪魔を倒しながらも決闘を続けています。

どちらが多く悪魔を倒せるか、なども競っているようです。

 

今までの険悪な雰囲気とは違い、勝敗数をムキになって訂正するなど、意外と楽しそうです。

現在明かされているストーリーはここまでですが、

DLCなどで追加のストーリーが語られる可能性は大いにあります。

結局ネロの母親は誰なの?

長年の謎であったネロの母親については、DMC5でも明かされることはありませんでした

そもそも「ネロは俺の子か?」と驚いていたことから、息子がいたことにすら気づいていなかった模様。

ダンテには「若気の至りか?」とからかわれていましたが、スルー。

 

流れ者の娼婦との間に儲けた子であるという説があり、ネロは幼少期に母親のことで虐めを受けていました。

この娼婦と思わしき人物は4SEのバージルストーリーのOPで登場しています。

しかし、すれ違った際に女性がバージルを見つめるだけで、二人の会話も特にないため、確定ではありません。

 

3でのキャラクターを見ると、違和感のある設定でしたが、5での人間臭いバージルを見るとわりかし納得できてしまう気も。

 

当初はネロを邪険に扱っていましたが、命がけで自分を打ち負かしたことで、心境の変化があった様子。

自分の詩集を預けことからも、彼を息子として認めているのかもしれませんね。

 

DMC5クリア後のメインメニューではネロと並んでソファに座る2ショットがあり、

気まずそうにしているバージルが見られます。笑

まとめ

要点まとめ
  • バージルの軌跡を時系列順にまとめ
  • ネロの母親は娼婦と言われている
  • 母親と思わしき人物は4SEのOPに登場

以上、バージルの歴代シリーズでの軌跡まとめでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

【デビルメイクライ5】エンディング考察!ダンテとバージルのその後は?



2 Comments

匿名

DMC1前日譚の小説に出てきたバージルの姿をした奴はバージル本人ではありません。
詳細はDMC5前日譚の小説を読めばわかります。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。