スピードスケートの小平奈緒選手、みなさんご存知でしょうか？
平昌オリンピックのスピードスケート競技でも、金メダル候補として、大きく期待されています。
今回は、小平奈緒選手の強さの秘密が隠されている、オランダ時代の経歴について調査しましたので、シェアしたいと思います。
まずは、小平奈緒選手の実績から見ていきましょう。
小平奈緒選手の実績
以下が小平奈緒の代表的な実績です。
- 2014～2015年シーズンワールドカップ ５００メートル種目別優勝
- 2016～2017年シーズンワールドカップ ５００メートル種目別優勝
- 2017年世界距離別選手権 ５００メートル優勝
- 2017年世界スプリント選手権 総合優勝
その他、全て記載してしまうと1つの記事になるレベルで、書ききれないほどの実績があります。
非常に優秀なスピードスケート選手であることがうかがえますね…
平昌オリンピックでも金メダル候補として注目されているのにもうなずけます。
小平奈緒の強さの秘密はオランダに有り？
そんな小平奈緒選手ですが、その強さの秘密はどこにあるのでしょうか？
調査の結果、オランダに滞在していた際の練習にその秘密があるとの情報を掴みました。
小平奈緒選手は、2014年２月のソチオリンピック後、オランダに渡っています。
ソチオリンピックでは500mで5位・1000mで13位という結果でした。
その後、2014年11月に開催されたワールドカップにおいて、初優勝を飾っています。
さて、冒頭にて紹介した紹介した、実績をもう一度見てみてください、何かお気づきになられたでしょうか？
…そうなんです、実は上記の優勝の実績は全て、オランダに遠征した、2014年２月以降のものなのです！
これはオランダ遠征に何か秘密がありそうですね…
小平奈緒のオランダでのコーチは？
小平選手がオランダ遠征によって、もっとも大きく変化したのは環境でしょう。
オランダにおいて、小平選手はヘーレンフェーンに本拠を置くプロチーム「Team continu」にて活動を行っていました。
そんな彼女を指導したオランダでのコーチは、マリアンヌ・ティメルというプロコーチです。
ティメルコーチは、本人も長野オリンピック・トリノオリンピックで金メダルを3つ獲得した実績のあるプロフェッショナルです。
小平選手は、オランダに渡った後、日本に戻るまでの2年間をティメルコーチの指導の元で武者修行をしたわけですね。
強さの秘密「怒った猫」とは？
小平選手がティメルコーチのもとで、最初に取り組んだことがフォームの修正です。
当時の小平選手のフォームは重心を低くすることを狙い、頭が下がり過ぎていた、という欠点があったそうです。
その欠点を修正しようと、ティメルコーチが細かい指導をするわけですが、オランダに渡ったばかりの小平選手にとって、オランダ語の細かいニュアンスまでをも理解することは至難の技でした。
そこで、ティメルコーチが伝えた言葉こそが「怒った猫になりなさい」だったのです。
▼怒った猫 確かにスケートのフォームににているかも…
こうしてフォームを改善した小平選手は実力をメキメキと上げていきました。
また、彼女のフォームは「BOSE KAT」という、オランダでの愛称にもなり、現地のファンから受け入れ、愛されることの一助にもなっています。
オランダ修行での成果
「怒った猫」のフォームを習得した小平選手は、その後快進撃を続けています。
2016年10月の全日本距離別選手権では、国内最高記録を多数達成し、2014～2017年のワールドカップでは女子500mにおいて負け無しの成績を残しています。
オランダ滞在2年目には、乳酸菌が多く含まれるオランダの食事が原因で、乳酸菌のアレルギーがでたことで、成績が伸び悩む時期もありましたが、その後故郷の信州に戻ってからは、体調を回復し、オランダ修行で身につけた実力を遺憾なく発揮しております。
そして、現在は平昌オリンピックでの金メダル獲得を虎視眈々と狙っており、今からその活躍に期待がかかりますね。
まとめ
・小平選手のオランダでのコーチは元金メダリストのマリアンヌ・ティメル
・ティメルコーチは怒った猫のフォームの生みの親
・オランダ修行で、小平選手は実力を大幅アップした
以上、小平奈緒選手のオランダ滞在時の出来事について、まとめました。
「怒った猫」のフォームを活かした、平昌オリンピックでの活躍が今から楽しみです！
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最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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