普段はあまり食べない人でも、カップ麺が無性に食べたくなる時ってありますよね?
特に疲れている時なんかは、その傾向が顕著な気がします。
身体に悪いとわかっていてもついつい食べてしまう魅力があるのが、カップ麺。
今回はなぜカップ麺が無性に食べたくなるのかその理由に迫りたいと思います。
カップラーメンの特徴
カップ麺はいわゆるジャンクフードに分類されます。
ジャンクフードとは、糖質や脂質、塩分といった物質が多く含まれ、ビタミンやミネラルの含有が少ない食べ物のことです。
人間の活動を支えるエネルギー源としても糖質は重要な役割を持っており、疲れやストレスが貯まると甘いものが食べたくなったり、やけ食いをするのも、身体が糖質を欲しているからだと言われています。
糖質が不足している場合、代わりにタンパク質の成分であるアミノ酸を使って、ブドウ糖を作り出そうとします。
そのまま放置してしまうと、糖質だけではなく、タンパク質も不足することになってしまうのです。
(もちろんタンパク質も人間の活動を支える重要なエネルギー源です)
ですので、糖質が不足している際には、すばやく摂取できるカップ麺を身体が求めるのでしょう。
身体はカロリーを欲する
また、人間の身体は活動をするのにカロリーを必要とします。
カップ麺に限らずジャンクフードは高カロリーであると同時に、人間の身体はそのことを記憶しているのです。
つまり、カロリーが欲しいと思ったらカップ麺といったジャンクフードを自然と欲する信号が身体から発せられていることになります。
一方で、カップ麺は高カロリーであると同時に、栄養素が偏っているという特徴があります。
これが身体に悪いと言われる一番の理由なのですが、栄養素の偏りはさらに危険な可能性を秘めていることを、次項で説明しようと思います。
栄養不足のサイン?
カップ麺を無性に食べたくなっている時は、身体がカリウムを欲している場合があります。
カリウムは一般的に油っぽいものに多く含まれるため、カップ麺は最適と言えるでしょう。
しかし、一方でそれを上回る量の塩分が含まれています。
塩分の分解にはカリウムが必要となり、カップ麺に含まれる塩分を分解するだけで、摂取したカリウムは実質失われてしまうのです。
そのため、カップ麺を摂取するした場合、一時的にカリウムの補充は出来ますが、無限にカップラーメンが食べたくなる負のスパイラルが生み出されてしまいます。
その他にも、無性に食べたくなるジャンクフードによって、不足している栄養素がわかると言われています。
さらに、いずれにしてもジャンクフードを食べたことでは、根本的に解決にならないどころか、無限に食べたくなるループに陥ってしまうことがほとんどです。
これらの食品が無性に摂取したくなったときには、一度身体の危険信号だと思い、踏みとどまるのがよいでしょう。
- ポテトチップス(しょっぱいもの):ミネラル
- 炭酸飲料:カルシウム
- チョコレート:マグネシウム
- コーヒー:鉄分
カップラーメンが食べたい時の対処法
先述のように、カップラーメンが食べたい時の原因はストレスや疲れ、栄養不足など様々な理由があります。
今回はカリウムの不足の対処法として、カリウムを多く含まれる食品をご紹介したいと思います。
ずばり、栄養素のバランスを崩さずに、カリウムが多く含まれている食品を摂取することです。(そのままですが…)
以下はカリウムが多く含まれる食品群です。
しかし、摂取しすぎるとカリウム過多になるのでご注意を!
- ほうれん草
- 昆布
- わかめ
- きゅうり
- ズッキーニ
- するめ
- アーモンド
- ひじき
- 岩のり
なんだかんだ一番オススメなのは、サプリメントでの補給です。
あまり高くもなく、一度買ってしまえば長持ちもするので、カップラーメンを食べすぎてしまうことに悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
カップラーメンが無性に食べたい時は、以下の理由の可能性が高い。
- 糖質不足
- カロリー不足
- 栄養不足のサイン
以上、なぜカップ麺が無性に食べたくなるのかの理由についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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