美女と野獣のベルが性格悪い?わがままで嫌いという意見も

未だに根強い人気を誇るディズニー版の『美女と野獣』

野獣とともに人気のキャラクターであるのが、ヒロインのベルです。

 

しかし、そんなベルが「性格が悪い・嫌い」とする意見もあるそう…

アンチの発言かな?と思いましたが

よくよく映画を見てみると思い当たる節もあったので、まとめてみました。

 

今回は美女と野獣のベルが性格が悪いと言われる理由について考察していきます。


美女と野獣のベルが性格悪い?

ベルは物語の主人公でもあり、最後には野獣と結ばれるヒロイン。

ディズニープリンセスの一人でもあり、映画公開から30年近く経った今でも高い人気を誇っていますね。

物語中でも粗暴な野獣の内面を見出し愛した、気丈ながらも母性溢れる女性として描かれています。

 

 

そんなベルがなぜ、性格が悪いと言われてしまうのでしょうか?

その理由は物語を動かすためにベルがとった行動に隠されています。

ベルがわがままと言われる理由

さて、ベルが物語でとった行動について順に見ていきましょう。

①自ら人質を申し出たのに不満タラタラ

ベルと野獣の出会いのキッカケは父親が野獣の城に囚われたこと。

彼女は父の身代わりとなることを申し出て、人質となります。

 

このシーンだけを見れば、父親思いで芯のある女性という評価ですが

問題となるのはこの後の行動です。

 

父の代わりに人質となったベルですが、自分のおかれた状況を嘆き悲しみます。

 

 

城主が恐ろしい風貌をしていることもあわさって

年頃の少女としては当たり前の反応ですが

 

人質になった時の覚悟はなんだったの?

 

とツッコミを入れたくなってしまう気持ちもわかります。

 

※ただし下のようなフォローはあります。

  • 父と別れも言えなかった
  • 召使いは父をもてなそうとしたのに野獣だけ激怒した

②城の中を好き勝手動き回る

失意の底にあったベルですが、召使いたちとの交流によって徐々にお城での暮らしに楽しみを感じるようになりました。

自由に動き回ることも許可されており、この時点で投獄されている人質としては破格の対応です。

 

そうしてお城での生活を満喫する彼女は野獣が決して入ってはいけない部屋に入ってしまいます

 

 

もちろん、この事件は召使いたちにも責任はあります。

 

しかし、あくまでベルは不法侵入の罪で投獄されているという扱いなことを忘れてはいけません。

言いつけを破ったベルに対して怒る野獣の粗暴さだけをクローズアップするのは少し違和感を覚えます。

③言いつけを破ったのに逆ギレ

さて、野獣の言いつけを破ってバラの部屋に入ってしまったベルは、怒り狂う野獣に辟易してお城から逃げ出します。

結局はオオカミに襲われたところを野獣に助けられ、二人の距離が縮まることに…

 

しかし、この時点でベルの立場は父の身代わりとしての人質ですからね…

自ら申し出たのに責任感も無く、言いつけを破った自分のことを棚に上げているとも言えます。

 

この自分勝手さがワガママ・性格が悪いとされる理由でしょう。

④幽閉中にも関わらず父親に会いたがる

野獣と心を通わせたベルですが、父であるモーリスのことが唯一の気がかり…

ベルを心配した野獣はモーリスの様子を魔法の鏡で映し出すのですが、モーリスは病で床にふしていました。

病に苦しむ父を見たベルは父に会いに行くため、お城から出ることを野獣に懇願します。

 

この行為も、囚人の立場を無視したワガママと指摘されることがあるらしいです。

 

 

しかし、この時点では野獣と舞踏会を開き、既に囚人としての扱いは終わっているでしょう。

二人の関係の変化を描写するという点でも必要なシーンだと思います。

⑤野獣のことを村にバラす

父を助けるために村に戻ったベルですが、村人達に野獣の姿を見せてしまいます。

野獣の姿を見せたことが、ガストン達率いる村人とお城との戦争の直接的な原因であり、ベルの行為を非難する声もあるようです。

 

しかし、この行為も狂人として精神病院にぶちこまれたモーリスを助けるため、仕方なくのことでした。

ワガママ・自分勝手という非難は少し的外れとも言えますね。

ベルの問題行動まとめ

見直してみると特に問題行動と言えるのは以下の3つでした。

野獣の粗暴さが目立つため、ベルの同情を誘い、上手く隠されているといった印象です。

 

  • ①自ら人質を申し出たのに不満タラタラ
  • ②城の中を好き勝手動き回る
  • ③言いつけを破ったのに逆ギレ

ベルが物語を動かす役割を持つ理由

ベルが物語を動かす役割である理由は、『美女と野獣』の原作小説に由来しています。

 

実は、原作小説での野獣はディズニー映画のような粗暴な王子ではありません。

呪いに関しても、王子に非があったのではなく、魔女の私怨から呪いをかけられていました。

原作の魔女は王子の養育係なのに王子に求婚し、拒否されて呪いをかけた迷惑なババアです。

 

そして王子の呪いをとく鍵は「彼のためにその身を捧げる乙女」でした。

つまり、ベルが野獣のことを見た目に関わらず愛せるかということを試されていたのです。

 

ベルが物語を動かす役割にあったのも、ベルが愛を試される側だったという原作の名残というわけですね。

まとめ

要点まとめ
  • ベルがワガママだとする意見もある
  • 自ら立候補した人質生活に不満タラタラなのが自分勝手とされる
  • 原作ではベルが成長する側、野獣は粗暴ではない

以上、美女と野獣のベルが性格が悪いと言われる理由についての考察まとめでした。

 

ディズニー映画のワンシーンを切り取っても、色々な意見があるんですね。

いつもと違った視点で、映画を見直してみるのも面白いかもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 


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