ジャンプで連載中のラブコメ『ゆらぎ荘の幽奈さん』。
アニメ化もして人気爆発中の作品です。
本作は、一般的に主人公の人気が出にくいハーレム系のラブコメにも関わらず、主人公がファンから絶大な支持を得ていることが特徴です。
今回は『ゆらぎ荘の幽奈さん』主人公コガラシの魅力についてまとめたいと思います。
コガラシの来歴
生まれつき幽霊に憑依されやすい特異体質であり、幽霊を殴って除霊する霊媒師の力を持っています。
幼少期からその体質が原因で、その身に災難が起こり続けており、デイトレーダーの亡霊に取り憑かれて株式投資に手を出したせいで膨大な借金を背負い、野宿生活を始めることになるほど。
本編はコガラシが安い住まいを求めて温泉街に訪れた際に、舞台となる「ゆらぎ荘」の大家と除霊を行うことを条件に、家賃を永久に無料にして貰う約束をするところから始まります。
なぜイケメンと呼ばれる?
相手を尊重する
コガラシがイケメンと言われる一番の理由は、やはりその人情に溢れた性格です。
関わった相手の尊重し、それによって自分が汚名を着せられることも厭わない姿勢を持ちます。
代表的なエピソードとして取り上げられるのは、臨海学校におけるダンスシーンでしょうか。
コガラシは幽奈と踊っていますが、周りからはコガラシが1人でいるように見えるため、変人扱いされています。
しかし、それを気にせずあくまで「幽奈と踊る」ことに一環して徹した上で、堂々としている彼の姿はまさにイケメンです。
上記エピソード以外でも、幽霊であることに引け目を感じる幽奈のことを尊重する場面が多数あります。
コガラシくん、大好き pic.twitter.com/JsH2sr1ZX7
— 汚い金持ちのヒモ (@7WJp_Ebou) 2017年7月5日
察しが良い
ラブコメ主人公にありがちな「鈍感」という属性はコガラシには存在しません。
それどころか、女性の気持ちを素早く察知して気を使ってあげる優しさを持っています。
相手の気持ちを理解した上、それに嫌な顔1つせずに付き合う度量こそが彼の人気の理由の1つでしょう。
さらに、女性から好意を持たれた場合にも、それに気づいた上でキッパリと断れる決断力の高さを持っています。
しかしその男らしさが災いして、ヒロイン達の好意がより強いものになるのですが…
戦闘力も高い
本作はジャンルはラブコメですが、バトル要素も存在します。
コガラシの戦闘力は肉弾戦に特化しており、結界や除霊といった術を全く使うことができません。
そんな中でも、コガラシは作中トップクラスの能力を持ち、神霊「黒龍神」という高位の霊をワンパンで仕留めるほど。
戦闘スタイルの男らしさや、その強さに魅力を感じるファンも多いようです。
さらに、スポーツや料理の腕前まで超一流という完璧超人っぷり。
しかしそれを鼻にかけることはないため、不快感は感じさせない描写がされています。
見た目も男らしい
コガラシの服装は学生服の袖とズボンの裾をまくるスタイルで一環しており(貧乏なため普段もこの格好)髪型は鬼太郎ヘアーです。
悪く言えば古臭いデザインであり、作中でも田舎の不良のようなヘンな恰好と言われるシーンも。
しかし、逆にコガラシはその立ち振舞いや戦闘力ゆえにこのスタイルがとても似合っており、男らしさを感じさせるものになっています。
他のラブコメ主人公との違い
他のラブコメ主人公との大きな違いは、ヒロイン全員と真正面から向き合っていることでしょう。
彼女たちを尊重して触れ合うことで、自身の男気を存分に発揮して意図せず相手からの好意を持たれることになってしまいます。
しかし、そんな彼女たちの好意とも正面から向き合い、告白されても断るのがコガラシです。
それゆえにファンからは敬意をこめて「コガラシさん」とも呼ばれています。
似たような扱いを受ける主人公としては『とある魔術の禁書目録』の上条さんが挙げられるかもしれません。
ファンからの扱い
本作のファンからも、その男気あふれる性格や、戦闘能力の高さを評価されています。
正直にいってチートキャラとも言えるのですが、不快感を感じさせず、愛されるキャラクターになっているのは成功と言えるでしょう。
人気投票でも6位という高順位も獲得しており、ネット上の評判だけではないことがうかがえます。
日本丸先輩にはやっぱりなと言われそうだけど、ゆらぎ荘の幽奈さんで1番好きなキャラは、主人公の冬空コガラシ。
夫婦そろって彼が好きなんですわ pic.twitter.com/jeY5ucGngC— シュラ@もはや以蔵さんbot (@KYORYUZYA) 2017年7月7日
まとめ
- コガラシは男気あふれる性格
- 戦闘能力も作中最強
- ヒロインの好意とも正面から向き合っている
以上、『ゆらぎ荘の幽奈さん』主人公コガラシの魅力についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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