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細田守と新海誠の作品は似てるけど関係あるの?作風の特徴や違いは?

2018/07/12
 
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細田守は今や、日本アニメーション映画の監督の代表として名を馳せています。

そんな彼に負けず劣らずのクリエイターとして、並び称されているのが新海誠。

『君の名は』の大ヒットによって、新海誠が一般的知名度ではリードしたといいたいところですが、実際には正直両者の違いがわからないといった声が多数派のようです。

 

今回は細田守と新海誠の作風の違いについて主観的に考察したいと思います。

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2人の作風の違いは?

私が2人の作風の違いとして考えらるのは、以下の3つの特徴です。

それぞれ、各項で詳細を説明していきます。

  • 描きたいシーン
  • 物語の展開
  • それぞれの趣味

描きたいシーンの違い

細田守は成長のシーンを描く

細田守の描きたいシーンは、登場人物の成長シーンだという印象があります。

特に中学生以下の少年の成長描写が多く、こどもと言える年齢のキャラクターが一皮むける展開が代表的。

『おおかみこどもの雨と雪』の兄弟の成長や、『バケモノの子』九太の成長などがその例ですね。

しかし、肝心な成長シーンが物語中盤に挿入されたり、その前の葛藤パートの描写が短かったりと、物語の展開が尻切れトンボになることも多いと思います。

新海誠は綺麗なカットを描く

それに対して、新海誠はビジュアル・インパクト重視なイメージがあります。

映画の中で描きたいワンカットに命をかけていて、そのカットにいたるまでを肉付けしている感じですね。

描きたいものはビジュアルを重視した背景であったり、言わせたいセリフだったり、背景とキャラクターの組み合わせだったり。

『君の名は』のラストシーンや、『秒速5センチメートル』の踏切のシーンなどが代表的でしょうか。

背景に対するこだわりも強く、特に描きたいカットの書き込みがすごいので、予告映像は細田守に比べて映えると思います。

物語の展開の違い

細田守は選択肢を示唆する

細田守の作品の特徴として、キャラクターそれぞれの選択肢(可能性)を示唆する展開があります。

例えば『時をかける少女』では、タイムリープというテーマに基づいて、主人公が未来を変える「選択」をします。

そして『おおかみこどもの雨と雪』では、兄弟が人間と狼どちらとして生きていくのか悩み、それぞれが選択するという結末を辿ります。

新海誠は運命を描く

それに対して、新海誠作品はキャラクターが決められた運命のレール上を進む展開が多いです。

結末は既に決まっていて、その良し悪しに関わらず、物語はゴールに向かって一本道で形成されています。

例えば『秒速5センチメートル』では、離れ離れになった2人が巡り合うことはなく決別する運命を結末として、そこに至るまでを描いています。

劇中、登場人物は全く成長することなく(心情描写はもちろんありますが)、自身の運命を受け入れており、細田守作品とは対照的です。

視聴後にやりきれない気持ちになる代表作として同作品の名前が挙げられるのも、その作風によるものかもしれません。

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それぞれの趣味

細田守はケモナー?

一部のファンから、細田守はオリジナル作品に自身の性癖を大きく反映していると揶揄されています。

とりわけ彼が好むのは、動物と人間の中間に位置する全身もふもふな「ケモノ」と、小さな男の子であるとするのが一般的です。

 

少年のキャラクターが登場するのは映画としてなんら問題がないかのように思いますが、細田守作品では少年に関する物語に比重が偏っています。

参考に過去作品での例を挙げてみます。

『サマーウォーズ』

  • 舞台となるゲーム「OZ」でのキャラクターアバターは動物の見た目をしている
  • 「OZ」格闘技世界チャンピオンとして活躍する佳主馬は13歳の少年である
  • 佳主馬は主人公の夏希を差し置いてメイン級の活躍をする

『おおかみこどもの雨と雪』

  • 主役の兄弟は「おおかみおとこ」という種族
  • 兄弟が狼に変身するシーンがある
  • 弟の雨は可愛らしい少年である
  • 雨に関する描写に力が入っている

『バケモノの子』

  • 主人公の九太は物語当初9歳の少年
  • 獣の姿をしたバケモノが住む渋天街が舞台
  • 九太の成長後の葛藤パートが少年時代に比べて短い

『未来のミライ』

  • 主人公は少年のくんちゃん
  • くんちゃんに尻尾が生えて4足歩行で走るシーンがある

新海誠はバッドエンドが好き

『秒速5センチメートル』が散々取り上げられてきたように、新海誠は男女のすれ違いを好む傾向があるようです。

SF作品である『ほしのこえ』でも、宇宙と地球の時間のズレによる男女のすれ違いを描いています。

 

これらに比べると『君の名は』は新海誠作品の中でも異色で、かなり一般向けです。

ラストシーンも初期プロットはすれ違いで終わる展開だったようで、プロデューサーの助言によって公開版の展開に変わったことが明かされています。

 

また、直接バッドエンドとは関係がありませんが、世界が滅びゆく「セカイ系」の作風を好む面もあります。

『ほしのこえ』では地球外生命体という脅威に脅かされる地球が登場し、『君の名は』でも隕石落下という形でその名残があります。

まとめ

  • 細田守と新海誠は以下の3つの特徴が異なる
  • 描きたいシーン
  • 物語の展開
  • それぞれの趣味

以上、細田守と新海誠の作風の違いについてのまとめでした。

あくまで私の意見ですので、違った感じ方をされる方もいるとは思いますが、ご容赦ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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