『ファインディング・ドリー』に登場するタコのハンク。
魚キャラクターと比べて、水陸両方で活躍を見せてくれた勇姿や、文句を言いつつ最後まで付き合ってくれる人の良さなど、本作でもダントツの人気を誇るキャラクターです。
そんな彼ですが、足が7本の理由などにはツラい過去が隠されている様子。
本記事では、『ファインディング・ドリー』に登場するハンクの過去について深掘りしたいと思います。
ハンクの活躍
ハンクが登場するのは、ドリーが海洋生物研究所に捕らわれてからです。
野良の生活に嫌気がさしている彼は、水族館へと隠居することを望んでいます。
しかし、海洋生物研究所に収容されている生物は、水族館へと送られる一部を除いていずれは野生へと還されます。
残念ながら、ハンクは水族館へと送られる対象とはなっていなかったのですが、水族館行きのタグが付けられたドリーと遭遇。
両親と会って野生へと還ることを望んでいた彼女と利害が一致したため、タグを交換条件に協力することになります。
結局ハンクは最後までドリーに協力してくれて、グレートバリアフリーに還ることになるので、当初の目的は果たせませんでした。
しかし、彼の活躍に心を掴まれた人は多かったのではと思います。
ハンクはなぜ足が7本?
通常、タコの足は8本ですが、ハンクは足が7本しかありません。
これは過去に海で生活していた頃、足を失った過去があるためです。
この設定には、本作の隠されたテーマである「障がい」が隠されています。
短期の記憶力が著しく低いドリーや、「幸運のヒレ」のせいで上手く泳ぐことができない前作主人公のニモも、その例です。
しかし、両作品ともに周りの心配に反して彼らが大活躍をする展開であり、障がいを持っているだけで可能性を狭められていることを暗に批判する内容になっています。
ハンクも足が一本欠けているハンデを持ちながらもドリーを助けてくれる大活躍をしました。
ここにも本作のメッセージが見え隠れしている気がします。
ハンクの過去
先述の通り、ハンクは海で生活していた時代に足を失った過去があります。
足を失った原因は作中では明かされていないため、真相は不明です。
ファンの間ではサメに食べられたのではないか?など考察されているようですね。
(wikipediaにはこどもによって足がもがれた、と書いてありますがそんな説明ありましたっけ…?)
この経験がトラウマとなっているため、ハンクは水族館へと隠居することを望んでいるのです。
しかし、ドリーに文句をいいながら何だかんだで最後まで協力してくれる彼は、やはり根は善人であることがわかりますよね。
物語後はドリーやニモたちと一緒に海で暮らしていくのだと思いますが、彼の望み通り危険な目に合わないで静かに生活して欲しいものです。
でも、彼の性格上仲間が危険な目にあったら、放っておけないような気もします。
そしてドリーとの恋も気になるところですが、タコと魚のカップルって成立するのでしょうか…?(笑)
まとめ
- 足が7本なのは海時代に失ったから
- 足を失った過去がトラウマで水族館に隠居したがっている
以上、ハンクの過去についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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