ジャンプの新連載である『ne0;lation』(ネオレイション)が話題となっています。
話題となった理由は主人公のキャラクター造形が不快に感じる方が多かったため。
また、本作のテーマであるハッキング描写がツッコミどころ満載に仕上がっていることも挙げられます。
今回はそんなネオレイションの評判についてまとめてみました。
ネオレイションとは?
『ne0;lation』は2018年12月10日に発売した2019年の2号に新連載として掲載された作品です。
『ネットを翔るクライムサスペンス』と書かれたアオリ文からもわかるように、本作のテーマはネットを駆使した犯罪。
天才少年ハッカーが街を支配する為に自分以外の悪を撲滅しようとする漫画となっています。
主人公が不快?
しかし、そんな天才少年ハッカーである主人公が不快であるとの批判が集まっています。
主人公は自身のことを「悪」と自認しており、「理系の不良」と称するなどダークヒーローといえる存在です。
また実力は確かですがその性根は曲がっており、かなり生意気な少年として描かれています。
その態度がダークヒーローというよりも、幼稚な子供のいたずらのように見える ため、主人公を不快と感じさせる要因となっていますね。
そして後述するハッキング描写のお粗末さによって、主人公の見せ場のシーンでも魅力を引き立てるにいたっていないと感じました
これらの特徴をとらえて「なろう系」と揶揄する方もいたようです。
主人公は作中でも「嫌なヤツ」として扱われているので、今回の評判は作者の狙い通りなのかもしれませんね。笑
それで打ち切りになってしまったら元も子もないですが…
どちらにせよ、個人的には主人公のキャラがジャンプの読者層には受けないように思いました。
新連載【ネオレイション】
いろいろムカついたので吐き出す。
大部分が悪党相手とはいえ、尾根君の言動には強い不快感を覚える。法で裁けない悪党を実力行使で退治する正義ではなくて、悪党のターゲットがたまたま別の悪党だっただけにしか思えない。#wj02— 🚮 (@recyclebin5385) 2018年12月10日
ネオレイションが打ち切り漫画になりえる理由
・1話のジャンプ表紙で手のひらを開いている
・主人公が不快になりやすいキャラ造形
・担当編集が門司編集
— カスミツキ2 (@kasumitukisono2) 2018年12月12日
ツッコミどころが満載
本作のテーマでもあるハッキングですが、その描写がツッコミどころ満載だと話題になっています。
特に話題となっているのが、下の画像のシーン。
とりあえずそれっぽいネット関連の単語を並べただけ、という印象が否めません。
情報の授業でコマンドプロンプトを開いてドヤ顔をしている感じに似ていますね。
今週のジャンプの新連載、ハッカーを題材にしたものの、設定や知識の詰めが甘すぎる。専用機器なしにPCのみで簡単に電波から番号は特定不可だし、DNSサーバポートにマルウェア設置の意味が分からん。
仕事柄、ツッコミしかなくてまともに読めやしない… pic.twitter.com/5fN97cOOkc
— どわんこ@仕事は脆弱性診断 (@DWANKO_AKIBA_PC) 2018年12月10日
ジャンプ新連載、「それ、プログラミングだろ」的なセリフのトンチキ具合が非常に気になってる。「詳しくない人がとりあえず言ってみそうなセリフ」としてはすげえリアリティ。作者さんが本気で書いてるならちょっと不安だけど、狙って書いてるならメチャクチャ上手い。
— まつり (@eloah_va_daath) 2018年12月11日
まとめ
- ネオレイションはダークヒーローが主人公のハッキング漫画
- 主人公のキャラが不快だと評判
- ハッキングの描写がツッコミどころ満載
以上、ネオレイションの評判についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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