アイドルグループまねきケチャ。
2017年に『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』でメジャーデビューを果たし、今もなお波に乗っているグループです。
メンバーそれぞれにテーマカラー、そして属性が設定されていることも大きな特徴ですね。
そんなまねきケチャですが、ケチャってどういう意味なんだろう…と思う方も多いようです。
恥ずかしながら、私も最初はケチャップ?などと思っていました。笑
今回はまねきケチャの名前の由来についてまとめていきます。
まねきケチャの名前の由来
まねきケチャの名前は「まねき」と「ケチャ」に由来しています。
「まねき」はみなさんもよくご存知な「まねき猫」から取られたもの。
まねきケチャをプロデュースしている団体である日本ツインテール協会の会長である古谷完さんは
グループの結成理由について
「多角化するアイドルシーンに、既存の”萌え”を超えた “福”の世界を届けたい」
と語っています。
まねき猫は福をもたらす幸運の象徴であり、
まねケチャの「まねき」も語源の通り、福をもたらすことを目指してつけられた名前です。
では、もう一つの由来である「ケチャ」はどういった意味なのでしょうか?
これについては次項で解説していきます。
ケチャの意味
ケチャの元ネタ
「ケチャ」とはアイドルライブにおけるヲタ芸の一つです。
つまり、まねきケチャを直訳すると、福を呼ぶヲタ芸という意味になります。
「ケチャ」はライブ中にステージ上のアイドルに向かって手やペンライトを振り、崇めるような動作を指します。
相手を崇めるその動作は、推しアイドルへの愛情表現をするための最もスタンダードな動きともいえます。
ケチャが最も輝くと言われているのが、落ちサビと呼ばれるパート。
落ちサビとはサビと同じメロディを使いつつ、音量は極端に下げたパートのことです。
曲調は盛り上がりを見せる一方で、静かなパートであり、その分ボーカルを目立たせることになります。
全力で熱唱する推しを崇めるために、ファンも全力を注ぎます。
ケチャの語源
「ケチャ」の語源となっているのが、インドネシアのバリ島を中心に行われている伝統的な舞踏である「ケチャ」。
ケチャはあぐらをかいて地面に座り、大合唱に合わせて両手を上げて崇めるような動作をします。
これをモチーフとしたのが、ヲタ芸のケチャです。
ケチャは別名ロミオとも呼ばれており、ハロヲタ(ハロー!プロジェクトのファン)の通称はこちらです。
本来のケチャは片手で行われており、ロミオがジュリエットに求愛する動作に似ていることから、その名をつけられたそう。
それを見た誰かが、バリ島のケチャに似ている!として現在の呼び名が浸透したと言われています。(諸説あります)
なんと本場のケチャをご指導頂き捧げる事が出来ました…!「日本のアイドルファンがやってるのは知っている。何故ケチャと結びついたか不明だが神聖な物に捧げると言う共通点はあるかも。ただ掌は上に向けず、手の甲を上にし全力で引っ張られるのに抵抗する感覚。疲れるので長時間連続は無理」との事! pic.twitter.com/d6IUCsvBcU
— #Kei (@kei_apple) 2017年8月3日
ケチャの名称がピッカケ由来かは識者にお任せするとして、とれとれのカンパチを捧げるカンパチケチャが行なわれたのは後にも先にもピカピカ現場だけかと思います
— シライシアニ (@anisan) 2017年8月4日
今回ご紹介した一般的なケチャの他にも、手をパンと叩いて崇める「パンケチャ」などの亜種も存在しています。
ケチャの動画
こちらがヲタ芸のケチャの動画です。
細かい違いはあるようですが、両手を上げて崇めるような動作、というのは伝わるかと思います。
こちらがは元ネタであるケチャの動画。
確かに両手を上げてヒラヒラと揺らす動作がありますね。
まとめ
- まねきケチャは「まねき」と「ケチャ」を語源とする
- 「まねき」はまねき猫に由来
- 「ケチャ」はヲタ芸の一種
以上、まねきケチャの名前の由来についてのまとめでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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