『ケムリクサ』12話の感想と考察をまとめてみました。
あらすじについてもネタバレ有りで解説していきます。
目次
ネタバレあらすじ
前回、凛が最初の人の記憶を覗いているシーンからの続き。
凛が回想している元に、赤い樹が幹ごと動いて現れる。
わかばは凛に逃げるよう呼びかけるが、記憶を見ることに集中する彼女に、声は届かなかった。
凛を動かすことが無理だと悟ったわかばは、ケムリクサを囮にして、赤い樹を凛から離す作戦を取る。
ケムリクサの盾を使って時間を稼ぐが、背後から赤い根が襲いかかる。
凛が目を覚まして、わかばを探しに行くと、赤い根に貫かれたわかばが居た。(前回のラストシーン)
わかばの元に駆け寄り救出する凛。
とっさに緑のケムリクサを盾にして、わかばは助かっていた。
復活したわかばと凛は二人で協力し、幹まで辿り着こうとする。
残りわずかであった緑のケムリクサを使って、幹に攻撃を叩き込むが、防壁で防がれてしまった。
凛は本体の葉を使って攻撃を再開するが、力を開放した赤い樹に囚われてしまう。
わかばは地面をケムリクサとして操作し、赤い幹に到達、そのまま幹に対しても操作を行う。
赤い幹に効果はあったようだが、赤い樹のあがきによって、攻撃を受けたわかばは、根の下敷きになってしまった。
場面は再びリリの回想シーンへ。
自分の分割の準備を終えて、ワカバの場所を記憶の葉に残そうと彼の場所を念写するが
なんとワカバは既に死亡していたことがわかる。
絶望したリリはメモに残した自分の目標を消し去り、消滅していった。
これが、だいだい色のケムリクサで目的が塗りつぶされていた原因である。
場面は再び現在へ。
リリの記憶を見て、現在の状況が「あの時と同じだ」と思う凛。
それを止めるためにも、本体の葉の力を使ってわかばを助けようとする。
しかし、本体の葉は水が足りず、既に限界が近づいていた。
絶望する凛の前に律と鳴の分身が現れ、
「自分の好きなようにしろ」とアドバイスをする。
凛に緑ちゃんの最後の枝を託して二人の分身は消滅していった。
※二人の本体は未だ、凛の元へ向かう大量の赤虫を止めるために戦っている
わかばを助けるために、託された緑ちゃんの枝を武器として赤い樹へ立ち向かう凛。
しかし、既に力も残り僅かな凛では敵わず、遂に彼女へとトドメを刺そうと赤い根が振り下ろされる。
死に直面した彼女は、「わかば」という名前を初めて呼ぶのだった。
死を覚悟した凛が目を開けると、目の前には陸・綠・稜の3人が。
3人は凛の記憶の葉の中に宿っていたのだった。
それぞれの力で赤い樹をボコボコにする3人。(かなり強い)
隙が出来たところに、凛が緑ちゃんの枝を打ち込んで見事撃破した。
死亡したと思われたが、無事に救出されたわかば。
彼が無事だったのは、当初凛によって監視のために巻かれた縄によって守られたからだった。
※縄は緑ちゃんで出来ているため
わかばの無事を喜び抱きつく凛、ずっと見つからなかった凛の「好きなもの」はわかばだったのだ。
姉妹全員が好きなものを見つけられたことを喜び、陸・綠・稜の3人は消滅していった。
律と鳴はあと5日くらいは平気らしい。
しかし、本体の葉の力を酷使した凛には姉妹の元へと戻る水も残されていなかった…
ふと、わかばが横を見ると、水を指し示すケムリクサ(藍色)がどこかへ漂っていくのが見える。
藍色ケムリクサに付いていくと、壁に穴が空いており、その先には水と自然が溢れる船の外の世界が広がっていた。
「これで凛・律・鳴の3人とも生きていける」と喜ぶわかばに対して、嬉し涙を流す凛。
泣き止んだ彼女は、今までに無い満面の笑みで「好きだ」と返すのだった。
終わり
気になった点の感想・考察
凛の好きなもの
凛の好きなもの=わかばという展開は本作にしては、かなり予想しやすい内容だったかもしれませんね。
ずっと凛だけ「好きなもの」が無いと言われ続けていたので、どこかで伏線回収されるかと思っていましたが、王道の展開での回収でした。
「わかば」という名前を今まで一切呼んでいなかったのも、壮大な伏線でしたね。
ラストの笑顔のシーンでは、本作のキャラクターが好きなものについて語る際の「キラキラ」エフェクトが出ていたのも個人的には印象的でした。
凛だけは、今までこのエフェクトが出ていませんでしたから、見れた時の喜びは大きかったです。
わかばの復活経緯
個人的には、わかばの復活の経緯がいまいちわかっていません。
リリがした念写を見る限り、死亡しているのではなく
これはワカバが体内で「発芽」させてるんでしょうか?
そして、この芽が成長して緑ちゃんになって、そこから復活した?というところまで考えましたが
もう少し情報が欲しいですね、過去に伏線が隠されているのでしょうか。
死んだ姉妹の正体
死んだ姉妹は凛の記憶の葉に宿っていたことが明かされています。
確かに、3人が出ている時って寝ている時だったり、凛が映っていない時でした。
4話でヌシとの戦いの際、凛がオッドアイになっていたのは綠が見ていたからなんですね…
この作品探せば探すほど伏線が出てきます。
ここでりょくが見てるってことか
気づいた人すげえな #ケムリクサ pic.twitter.com/yVyzITNkej— 海苔🌱🍁🐱🎒 (@Kazusan0815) 2019年3月27日
ちなみに、3人消滅した後でも普通に会話が聞こえていました。
死亡していないのか、もしくは凛の記憶の葉に宿ったのか、詳細はわかりませんが、希望はありそうな感じですね。
そして、4月3日には12話の後の時系列の話である12.1話がたつき監督のTwitterにて公開されました。
稜・陸・綠の死後の物語のようでワカバも登場しています。
今後の展開に期待が気になりますね。
趣味のアニメ12.1話です #ケムリクサ pic.twitter.com/8Qo3DJLFQP
— たつき/irodori@ケムリクサ (@irodori7) 2019年4月3日
EDにおけるリリの成長
実はエンディングにおける影絵で、リリの背丈が成長しています。
いたるところにメッセージが隠されている作品ですね…
- 11話のエンディングに入る際の演出のリリとワカバの影絵
- 12話エンディング後にうっすらと表示されるリリとワカバの影絵
を見比べると、わずかにリリの背が伸びています。
ケムリクサ りりちゃん なんと成長していた
あちこちにどんだけ仕込むのよ……#ケムリクサ pic.twitter.com/5dfE58Rn95— 正夢 (@Masa_yume01) 2019年3月27日
ワカバを助けるために無理やり大人になったリリですが、
姉妹の成長を通じて、リリ自身も本当に大人になれたのかもしれませんね。
姉妹の喋り方
やはり、姉妹の喋り方って意図的に分けていたんですね。
律と鳴によってしれっとネタバレされていました。
本来は全員ともリリと同じような喋り方だった様子。
服装もワザと差別化しているのでしょうか。
アレって結局何?
6島で陸が調査していたという扉の奥に隠された「アレ」
「アレ」の気配は、陸レベルで触覚で特化したものにのみ感じられるようで、じんわりと温いと表現されていました。
結局アレってなんだったんでしょうか?(見落としている可能性があります)
まとめ
- 凛の「好きなもの」はわかば
- 死亡した姉妹は凛の記憶の葉に宿っていた
- 凛、律、鳴、わかばの全員生存
リアルタイムで追ってきましたが、最終的には見て良かったと思える作品でした。
視聴後にSNSなどを見て、毎回伏線を考察したりするのも面白かったですね。笑
ネットの評判を見て気になった方は是非視聴してみることをオススメします。
↓その他あらすじはコチラ↓
ケムリクサの全話ネタバレあらすじ | 設定・世界観・登場人物の考察記事まとめ
『ケムリクサ』12話フルを無料視聴する方法
『ケムリクサ』を無料視聴するためには
動画配信サービスの無料期間を利用します!
簡単な手順を紹介すると、以下の通りになります。
- STEP.1サービスに登録!好きな動画配信サービスに登録します
- STEP.2作品を視聴!無料期間中に作品を視聴します
- STEP.3無料期間中に動画配信サービスを解約!無料期間中に動画配信サービスを解約します
『ケムリクサ』を見るためのオススメサービス
ケムリクサはAmazonプライムビデオでの独占配信となっています。
そのため、見逃し放送をフルで視聴するためには、
Amazonプライムビデオの登録が必要になります。
↓Amazonプライムビデオの30日間無料お試しはこちらから↓
とてもわかりやすい考察でした。読ませていただきありがとうございます。
このブログ(ということでいいのでしょうか?)を読んでいて思った(気づいた)のですが「凛」「鳴」「律」etc…は同人アニメ版の名前で、アニメ版では、「りん」「りな」「りつ」etc…となっていますよ。あと、関係ないのですが、アニメ版「わかば」は同人版では「若葉」となっているので、詳しくはwikiで「ケムリクサ」と調べるといいと思います。(^^)