洋服や寝具の洗濯に大活躍の洗濯機。
衣服は毎日使用するだけに、使用頻度が高い家電ですが、その分洗濯機が汚れるのも早いです。
家族で住んでいる場合にはフル稼働してすぐ汚れちゃう、なんて悩みもあるのではないでしょうか?
掃除しようと思って洗濯機クリーナーを買ったら、浴槽に水だけを入れると書いてあると思いますが、案外水だけを入れる方法ってわからない人も多いようです。
今回は、洗濯機に水だけを入れる方法について、解説したいと思います。
水を溜める方法
手作業
面倒ですが、一番確実な方法です。
水道からバケツなどで水を洗濯槽に直接供給する方法となります。
この方法で注意すべきは洗濯機の電源を入れることです。
やはり問題は手作業であること、バケツに入る水の量は限られていますから、何回か往復する必要が出てきてしまいます。
洗濯機と水道の距離が離れて設置されている場合などは、特に面倒な方法になってしまいますね…
また、そもそもバケツが備え付けてある家庭も意外と少ないのではないでしょうか^^;
洗濯開始後に停止
通常通り洗濯ボタンを押してスタートをした後、洗濯槽に水が溜まったら停止する方法です。
一般的な洗濯機は、洗濯をスタートすると最初に水をためる動作があると思います。
それを利用して洗濯槽に水をためてしまうという寸法ですね。
手順を書くと以下のようになります。
- 洗濯機の電源を入れる
- 水位を設定する(量はクリーナーにあわせる)
- 蓋をする
- スタートボタンを押す
- 水がたまったことを確認したら一時停止する
文章で書くと複雑に感じるかもしれませんが、途中まではいつもの洗濯と同じ操作です。
いつも洗濯をする時と同じ操作をして、水がたまったら停止すると覚えておくとわかりやすいかもしれません。
クリーナーを投入したら、一旦回転させることをオススメします。
回転することで、クリーナーも洗濯槽全体に行き渡るという訳です。
一時停止を解除すれば洗濯コースの途中経過で、洗濯槽を回転させてくれます。
注意すべきは、一時停止を解除しっぱなしにしないこと。
そのまま放置すると、脱水まで行われてしまいます。
脱水は漬け置きが終わってから行うように注意しましょう。
その後、漬け置き時間が経過して、洗浄が完了したら脱水をする必要があります。
これも、一時停止を解除することで脱水まで行ってくれます。
長くなってしまいましたが、これで洗濯槽の掃除手順は終わりです。
全部おさらいしてみると、以下の通りです。
- 洗濯機の電源を入れる
- 水位を設定する(量はクリーナーにあわせる)
- 蓋をする
- スタートボタンを押す
- 水がたまったことを確認したら一時停止する
- 洗濯機クリーナーを投入
- 一時停止を解除して回転させる
- ある程度回転したら再度一時停止
- クリーナーの指定時間漬け置きする
- 一時停止を解除して脱水
- 洗濯機の電源を切る
槽洗浄機能を使う
最も簡単な方法は洗濯機に備え付けの槽洗浄機能を使うことです。
最新の機種であれば、ほとんどの洗濯機に備え付けられていると思います。
水をためて一定時間後(12時間が一般的)に脱水まで自動に行ってくれる便利な機能です。
機能が付いているかわからない場合は、取り扱い説明書を確認してみましょう。
取り扱い説明書が手元にない場合には、「機種名 取り扱い説明書」などで検索することで、ネット上で確認可能な場合がほとんどです。
※古い機種の場合、ネットでも見れない場合があります
水がたまらない原因は?
上記に紹介した方法で実践しようと思っても、水がたまらない場合があります。
その際にチェックする項目をご紹介します。
この項目を確認しても、水がたまらない場合は故障を疑う必要があるかもしれません。
電源はON?
洗濯機は電源が入っていなければ、水を自動的に排水する「排水弁」が開くようになっています。
いくら水をためようとしても排水されてしまう、という場合には電源が入っているかを必ず確認するようにしましょう。
水を少ししか入れてない?
実は、洗濯機は2重構造になっており、肉眼で確認できる内槽と外槽にわかれています。
洗濯機の底には穴が空いていますが、これは内槽から外槽へと水を供給する穴です。
外槽がいっぱいになって初めて、内槽に水がたまることになります。
つまり、貯めた水が少量だと外装へと流れ出てしまい、一見水が全く貯まっていないように見えてしまうという訳です。
ちなみに、「排水弁」は外槽についていることが一般的で、底の穴とは別のものです。
まとめ
- 難しく考えず水をためたら停止する
- 水がたまらない場合は電源などをチェックする
以上、洗濯機に水だけを溜める方法でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメントを残す