『半分、青い。』はNHKの連続テレビ小説です。
毎回視聴率が20%越えを記録しており、大人気の作品となっています。
主人公の楡野鈴愛(にれの すずめ)が波乱万丈の人生を持ち前の明るさで切り抜けていく
ハラハラしつつ、時に感動有りのストーリーになっています。
そして、本作品は原作はないオリジナルな作品となっているので、結末がどうなるか気になるところです。
調べてみると、発明という気になるワードが…
今回は『半分、青い。』のストーリーで登場する発明品について調査したいと思います。
目次
半分青いのあらすじ
聴力を失った幼少期
1971年、岐阜県に生まれた主人公鈴愛は幼い頃、「ムンプス難聴」という病気にかかり左耳が聞こえなくなってしまいます。
幼いながらにして、難聴となった彼女は絶望しますが、家族を心配させないため、家族の前では泣かないよう努力します。
しかし、親友でもあり、頼れる存在である萩尾律の前でだけは涙を見せます。
律の存在によって、彼女は立ち直ることができたのです。
漫画家を夢見て上京
その後、彼女は持ち前の明るさで元気を取り戻し、漫画家になることを夢見て上京します。
ユニークな発想力を武器にアシスタント業を頑張りますが、なかなか上手く行かずに挫折の連続。
1人の男性とであったことで遂に漫画家の夢を諦め結婚、子を授かります。
つかの間の結婚生活
しかし、そんな鈴愛の幸せも長くは続きませんでした。
家計が苦しい中、夢を追い続ける夫。
子を思う彼女との言い争いは絶えず、遂に離婚を言い渡されます。
帰郷
夫と別れ、子のために仕事を探す鈴愛。
しかし、目立った経歴もないシングルマザーを雇ってくれるところはなかなかありません。
そんな中、彼女は持ち前のアイデア力を武器に、「発明」をすることを選びます。
その発明品は扇風機、故郷へ病気を患う母に「そよ風」を送りたいと考えた故の結果でした。
再会
扇風機を発明するため、帰郷した彼女はとある人物に協力を頼みます。
幼馴染でもあり、物理の天才でもある律です。
長年道を違えた2人がここに来て再会したことで、2人で発明を目指し、物語は収束へと向かいます。
半分青いで発明されるのは扇風機?
先述の通り、『半分、青い。』で鈴愛が発明するのは扇風機です。
その扇風機の特徴は病気の母を思い、自然の「そよ風」を届けたいと考えています。
そよ風は「微風」とも表記され、以下のような意味を持ちます。
【1】「そよ風」は、そよそよと吹く風。静かに吹く風のこと。
【2】「微風」は、かすかな風。
つまり、涼しくするだけではなく、気持ちよく静かな風を届けたいという気持ちが読み取れますね。
次項では、この扇風機のモデルは存在するのか?ということを深掘りしたいと思います。
扇風機”そよ風”のモデルは?
時代背景は?
『半分、青い。』で鈴愛が発明する扇風機のモデルは存在するのでしょうか。
鈴愛は1971年に生まれ、紆余曲折を経て故郷へと戻ってきた際には40歳程度になっています。
つまり、この扇風機が開発された時期は1971+40=2011、およそ2010年代であると考えれます。
今回は、同年代発売された、扇風機についてまとめてみました。
ダイソン:エアマルチプライアー
2009年に開発されたファンのない扇風機です。
2010年にグッドデザイン賞を受賞した扇風機です。
しかし、この扇風機は「風」に焦点を当てたデザインではありません。
また、ダイソンはこの時点で既に大型の家電メーカーであり
鈴愛と律が2人で作り上げていく小さな扇風機会社とは設定も乖離しているように思えます。
バルミューダ:グリーンファン
2010年に発売された、DCモーター扇風機の先駆け的存在です。
細かく調整できる風力や、静かなモーター音により、「心地良い自然の風」を再現したことで話題となりました。
この風こそが、鈴愛が母に届けたいと考えている「そよ風」そのものだと考えられます。
また、開発当時のバルミューダは経営状況も倒産間近であり、社員がたった3人しかいないという状態でした。
この背景も、全てを失った鈴愛が律と2人で作り上げていく、小さな扇風機会社という設定にマッチしますね。
以上のことから、『半分、青い。』の扇風機のモデルはバルミューダのグリーンファンであることが非常に高いと言えます。
まとめ
- 『半分、青い。』のラストでは扇風機を発明する
- 扇風機のモデルはバルミューダのグリーンファン
以上、『半分、青い。』で発明される、扇風機についてのまとめでした。
実際に私も夏場はDCモーターの扇風機を使っていますが、
細かく風力を微調整でき、モーター音も静かなため、風がとても気持ちがよいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
こんにちは、「そよ風」のモデルはバルミューダのグリーンファンである可能性が高いと思います。
しかしシナリオの伏線からsiroca (シロカ) SCS-401 もあるかなと思っています。
ドラマに二度ほど出てきました扇風機が、天井からの扇風機と間接風の扇風機だった事からもsiroca (シロカ) SCS-401がモデルになる可能性はあるかと思われます。
3Dプリンターを使って2重羽根の混合機もあると思います。
鈴愛が律に発明を頼んだのではない。律はエンジニアとして仕事をしていきたい、ものづくりの現場で自分で発明した製品で人々を喜ばせたい一心でヒントを渇望していた。そこへ鈴愛がそよ風の扇風機は?というヒント、インスピレーションを与えたんだ。
鈴愛の立ち位置はあくまで親友である律の仕事のサポートに過ぎない。あんた本当にドラマ見てるのか?
私は、瞬時にバルミューダーのグリーンファンだと思いました。
2010年退職し、自宅に居る時間が長くなったこと、孫が生まれたことなどで、いい扇風機はないかと探していたのです。
すぐ、この扇風機に行き着き、孫の家に1台わが家に1台と2台購入したのでよく覚えています。
ちなみに、ダイソンの方は、2009年に生まれた方の孫が動き出したので、羽根のないこちらを買いました。
どちらの扇風機も、出来立てのほやほやを購入していたのですね。ラッキーでした。